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2017.10.12

工学部 片桐研究室の学生チームが「ConCom 2017」で特別賞を受賞しました

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9月16日に開催された「大学生コンサルティングコンペティション」(ConCom 2017)において、工学部経営工学科 片桐英樹研究室(経営システム工学研究室)に所属する3年生の8名をメンバーとするチームK8(K to the power of eight)が特別賞を受賞しました。

「ConCom 2017」は、依頼企業が抱えている解決したい経営上の課題やマーケティング課題を企業と大学生が共同あるいは協働で解決することを目的として実施されています。今年の依頼企業は、人材育成・人事のコンサルティングを行う会社で、「学生にとって魅力的なWebコンテンツ・アプリケーションなどを含む新しいサービスの提案」をテーマに提案募集が行われました。

チームK8は、学生のインターンシップに着目し、「インターンシップにおけるAI(人工知能)を用いた学生と企業の最適なマッチング」と「インターンシップに参加した学生が自らの成長や改善点を報告して審議、評価、そして表彰、賞金を授与するコンペティション」を提案し、他のチームにはない独創性や実現性の高さが評価され、特別賞が贈られました。

【写真】K8(K to the power of eight)のチームメンバー
前列 左から片桐英樹教授、中村彩夏さん、小泉健人さん、平井江利香さん、狩野桜さん
後列 左から五十川凌雅さん、佐々木拓斗さん、三石誠さん、太田和希さん

チームのコメント

このたびは、貴重な経験をさせていただけただけでなく、本来はなかった特別賞を自分たちのために特別に作っていただけたことをありがたく思います。夏休み期間中も目標を立てて分担しながら作業を進め、メンバーが研究室にいない日はありませんでした。

今回提案した内容のメインは最適化技術の応用ですが、依頼企業の研究・調査にも力を入れ、事業内容についてはもちろんのこと、社長が執筆した本を読み、会社訪問も行いました。プレゼンにおいては、動画を撮影し、話し方や言葉選びの工夫や、計測した時間をグラフ化して分析するなど、試行錯誤しながら何度も発表練習を重ねました。

今回、500名を超す全国の大学生から集めたアンケートに対して、プログラミング言語pythonで作成したロジスティック回帰(人工知能の一種で、データからイベントの発生確率を予測する手法)を用いて、データ分析を行いました。今後はpythonをさらに勉強し、この技術をマーケティングなどに生かせるようにしたいと考えています。