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2026.06.16

【助成金】 工学研究科工学専攻応用化学領域博士後期課程1年松村碧輝さんが、加藤科学振興会令和8度研究奨励金授与者に選出

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工学研究科工学専攻応用化学領域博士後期課程1年松村碧輝さんが、加藤科学振興会令和8度研究奨励金授与者に選出されました。

加藤科学振興会は、わが国の電気化学工業の発展と創造科学教育の育成に日夜心血を注がれ、フェライトの父と呼ばれる故東京工業大学教授加藤与五郎博士が昭和17年2月24日に設立された財団である。研究奨励は、加藤与五郎博士の「創造の出来る人間」を育てる創造性開発の教育の中核をなすものである。昔、加藤与五郎は、彼こそはと見込んだ学生に研究のみならず生活を含めて援助するために、ポケットマネーを差し出しておりました。本奨励金は将来独創的な研究に挑む意欲に富んでいる若い学生の研究活動を昭和36年から奨励、支援している歴史のあるものである。

研究題目および研究内容

【題目】

合金ナノ粒子電極触媒の電子状態と触媒活性の関係を解明するためのモデル触媒の構築と解析

【研究内容】

この研究は、燃料電池の性能を大きく左右する「触媒」をより高性能にするため、金属ナノ粒子の電子状態と反応性の関係を詳しく調べるものです。金属の種類や組成を変えて“モデル触媒”を自分で作り、SPring-8のような大型研究施設で電子状態を精密に測定します。これにより、どのような電子状態を持つ触媒が効率よく反応を進められるのかを明らかにし、将来のクリーンエネルギー技術の発展につながる知見を得ることを目指しています。燃料電池の高効率化は脱炭素社会の実現にも直結するため、社会的にも重要な研究です。

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