2025.07.01

スペイン語スピーチコンテストが開催されました

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スペイン語スピーチコンテストが開催されました(6/26)

2025年6月26日(木)、神奈川大学みなとみらいキャンパス米田吉盛記念ホールにて、外国語学部スペイン語学科主催(後援:神奈川大人文学会)スペイン語スピーチコンテスが開催されました。このコンテストは、スペイン語学科に在籍する学生が様々なテーマについてスペイン語で発表し、日々培っているスペイン語の力を発表するというものです。毎年、外国語学部文化ウィークの一環として開催されています。

本年度は、新しい試みとして朗読の部が設けられました。主に、本年4月に入学した一年生に向けたカテゴリーです。秋に上演予定のスペイン語劇の作品「Bodas de sangre(血の婚礼)」(Federico García Lorca 作)にちなみ、同作者の詩が、朗読課題の詩として選ばれました。今回は全カテゴリーにおいて合計18名が出場しました。カテゴリーBやCでは、「大学で学ぶことってなんだろう」という、観客である学生にとり身近なテーマや、「日常生活におけるモラルとはなんだろう」と、誰しもが一度は考えるであろうテーマのスピーチがありました。また、日本の伝統文化を代表する江戸切子についての紹介や、イベリア半島北西部で話されており、消滅危険度が高いとされているアストゥリアス・レオン語についての詳説など、審査員にとっては順位をつけ難い素晴らしいスピーチばかりでした。また、各スピーチの後に行われたスペイン語での質疑応答の時間では、出場者は、それぞれが持つ瞬発力や臨機応変さをもって奮闘し対応しました。コンテスト後に開かれた表彰式では、学年の垣根を超え、さまざまな学生同士が歓談の時間を楽しみました。緊張が解けた出場者の達成感あふれる輝かしい笑顔が会場に彩りを添えていました。