News & Topics

2023.01.31

体育会サッカー部が「第13回地域再生大賞」ブロック賞を受賞しました

    • LINEでシェア
    • Xでポスト
    • Facebookでシェア

地方新聞46紙と共同通信社が地域活性化の取り組みを表彰する「第13回地域再生大賞~創ろう新時代 希望掲げて」において、体育会サッカー部が取り組む「竹山団地プロジェクト」が、関東・甲信越地区のブロック賞を受賞しました。

竣工から約50年が経ち、住民の高齢化も進んだ大規模な公営団地を部員寮として住まい、地域の高齢者に向けた「スマホ教室」の開催や竹山団地周辺の環境整備、定期的な防災訓練への参加など、住民同士の交流のきっかけとなる場面を生み出し、コミュニティーの融合をもたらす取り組みが高い評価を受けました。

体育会サッカー部では、「F+1(エフプラスワン)~新たな可能性~」という理念を掲げ、F(フットボール)にとどまらず、新たな要素を加えて全力で取り組むことで、サッカー選手としてだけではなく、ひとりの人間として大きく成長することを目指しています。その一環である「竹山団地プロジェクト」は、横浜市緑区の竹山団地の自治会や住民と連携し、地域の課題解決や活性化を目的として、2020年からスタートしました。

高齢化が進む竹山団地ですが、体育会サッカー部が居住してからは高齢者が孫世代の若者との交流を楽しんでいる様子が見られるようになり、「団地が明るくなった」というような好意的な声を聞くようになりました。また、小学生を対象とした学習支援を通じ、子どもから親世代へと新しい交流の架け橋が生まれるなど地域交流の核を担う存在になっています。学生たちは課題発見だけでなく、多様な視点から課題と向き合い、解決していく力を身に付けてきています。これらの実践的な経験がサッカーにつながることはもちろん、未来のリーダーとして社会を牽引し、その力を発揮することが期待されます。

※「地域再生大賞」とは、地方新聞46紙と共同通信社が、地域に活気を与え魅力を高める活動に取り組み、成果を上げた団体を表彰するもので、毎年、新聞社などが50の団体を推薦し、選考委員が書類審査、現地調査を行い、各賞を決定します。

<関連リンク>