お知らせ
2024.03.06
神奈川大学大学院法務研究科閉校式を開催いたしました
2024年2月21日、みなとみらいキャンパスにて、神奈川大学大学院法務研究科の閉校式を開催いたしました。司法試験に合格した修了生、法務研究科の元教員、教育を支援してくださった神奈川県弁護士会・司法書士会の方々、本学法学部の教員ら関係者約100名が参加してくださいました。
これまでお世話になった方々へのお礼の意味を込めて、本閉校式を開催させていただいたとの鶴藤倫道法学部長の開式の辞に続き、小熊誠学長からは、「法務研究科という法曹養成に特化した教育組織はなくなりますが、本学における法学教育は、法学部、大学院法学研究科において、この先も綿々と続いてまいります」と述べられるとともに、関係者の皆さまに向け、長年の支援に対する感謝の言葉が述べられました。
また、神奈川大学法曹会会長の三宮政俊様には、乾杯の音頭をとっていただき、修了生を代表しての飯田学史弁護士、馬上裕之弁護士からの挨拶、神奈川県弁護士会会長の島崎友樹様、神奈川県司法書士会名誉会長の加藤俊明様からの来賓挨拶を頂戴いたしました。最後は、安達和志法務研究科元委員長による閉会の辞をもって、本閉会式は、盛況のうちに幕を閉じました。
本学法務研究科は、2004年4月に設置され、2015年度をもって募集を停止、2018年度に廃止となりましたが、引き続き、2023年度までは、司法試験の受験機会を有する修了生支援をしてまいりました。この間、213名の修了者のうち59名の司法試験合格者を世に送り出すことができましたが、合格できなかった修了生であっても、その後も諦めずに勉強を続け、司法試験に合格した者も少なくなく、その他、公務員、司法書士をはじめとする士業、裁判所事務官は言うに及ばず、民間企業の法務部で活躍する者など、多くの有為な人材が輩出しており、法学教育の社会還元という意味で、本学法務研究科は一定の役割を果たしたものと考えております。
もとより、本学法務研究科の教育は、学内外の多くの方々からの支援があって、はじめて成り立っていたものであり、感謝を申し上げますとともに、学長の言葉にもありますように、神奈川大学における法学教育は今後も続きますので、これからも、変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。
式次第 |
神奈川大学法務研究科閉校式 次第 一、開会の辞 一、挨拶 一、乾杯 一、修了生代表挨拶 一、来賓挨拶 一、閉会の辞 以上 |
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- 式次第 (72KB)