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2020.02.13

工学研究科建築学専攻 博士前期課程の千田真人さん(安田研究室)が日本建築学会の若手優秀発表賞を受賞しました

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工学研究科建築学専攻 博士前期課程1年の千田真人さん(安田研究室)が日本建築学会の若手優秀発表賞を受賞しました。
本賞は、日本建築学会大会における学術講演会の活性化や研究活動のさらなる発展に資することを目的として、学生や若手研究者による学術講演を顕彰するためのものです。

千田さんの受賞テーマは、「振動ふるい機の防音ハウス開口から放射される超低周波音の対策」です。
トンネル工事や下水道工事等で泥水の処理機として使用される振動ふるい機は、その振動により超低周波音を発生させます。超低周波音は、建具のがたつきや人への圧迫感などの問題を引き起こすため、これに対する有効な対策が求められています。本研究発表は、超低周波音を主な制御対象として、振動ふるい機を覆う防音ハウス内の固有モードが振動ふるい機の音響放射パワーに及ぼす影響について、波動数値解析を用いて検討し、対策の方向性を示したものです。

受賞にあたり千田さんは、「今回、このような賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。初めての学会発表で緊張や不安などがありましたが、先生方の熱い指導に加え、共同研究者である飛島建設の方々の協力があったおかげで受賞することができました。深く感謝申し上げます。これを励みに今後も日々精進していきたいです。」とコメントされました。

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