お知らせ
2024.01.22
工学部佐々木啓斗さん(片桐研究室)「日本経営工学会2023年秋季大会」Best Presentation Awardを受賞
工学部佐々木啓斗さん(片桐研究室)が「日本経営工学会2023年秋季大会」Best Presentation Awardを受賞しました。
この賞は、当該学会全国大会において、大学生、大学院生が行った研究発表の中で、優秀な発表者に贈られます。
テーマおよび内容
献立最適化問題における確率的な近傍設計に基づくタブー探索法
学校給食の献立作成現場では、文部科学省が定める栄養摂取量や食育の一環とした季節の食材の利用など様々な制約を考慮する必要があります。制約の種類と数が多いため、栄養教諭らが行う献立作成には、多くの手間と時間がかかります。本研究では、従来の献立最適化問題の近似解法をベースに、新たに工夫を加えた改良モデルを提案しました。提案モデルでは、従来モデルより求解時間を約64%高速化でき、より短い時間で献立の自動作成を行うことができます。
受賞のコメント
この度、日本経営工学会2023年秋季大会において、Best Presentation Awardを頂くことができ、大変嬉しく思います。研究を進めていく中で、栄養士の皆様からご指摘を頂き、現場の高いレベルを実感する一方で、なかなか結果を出すことができず苦労を感じたこともありました。ですが、片桐先生のご指導を始め、研究室の仲間のおかげで、現場の栄養士の皆様のご期待に沿った献立作成モデルを提案することができました。今後も現状に満足することなく、現場の課題解決を目指して、より一層研究に尽力して参ります。
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