お知らせ

2024.10.17

国際日本学部 髙井研究室「2024年度課題解決型学習 最終報告会」を実施しました

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国際日本学部髙井研究室は横浜市観光協会(YCVB)と連携し、「川本屋茶舗(伊勢佐木町)」、「横浜マリンタワー(山下町)」から頂いた課題の解決に向けて、研究に取り組んできました 。
2024年4月から約半年間、両社及びYCVB担当者様のサポートの下、デスクリサーチとフィールドワークを重ねてのプロジェクトでしたが、10月8日(火)に最終報告会を実施しました。
今回の取り組みの提案先である川本屋茶舗からは、代表取締役の川井秀昭様、横浜マリンタワーの管理会社であるリスト株式会社からは専務取締役の伊東勇二様、執行役員の小坂昌士様 がご参加、講評をして頂きました。 また両社の関係者様をはじめ、YCVB、横浜市観光MICE振興部からも複数名の方に参加頂きました。

川本屋茶舗への提案と講評

客数増に向けて、実店舗への来店客数 に着目し提案を行いました。
店舗立ち寄り率を高めることを目的に、商品情報が分かる看板の設置や、新客を獲得するため、“健康志向の高い層”をターゲットに設定しました。調査の結果、“お茶”はペットボトルの購買が圧倒的に多いことが分かりましたが、学生自身が“急須で淹れたお茶”の魅力を体験したことで、新たな飲料習慣を切り口とし、“急須で淹れたお茶”の魅力が伝わる『お茶ルーティンパック』を提案しました。
川本屋茶舗からは、「日本茶が人と人、シーンをつなぐ提案で、今回の連携がなければ思いつかなかった。商品化を目指したい」「自身の体験を通して発案された企画 なので、よく伝わった」とコメントを頂きました。

横浜マリンタワーへの提案と講評

訪問客数増に向けて、大学生をターゲットとしたイベント性の高い企画提案を行いました。
自らの年代をターゲットにしたということで、自分たちにはどのような特徴があり、どういった嗜好性があるのかを、データやフレームワークを用いることで客観的な提案を行うことが出来ました。また、横浜マリンタワーの立地を活かした企画となり、価格設定やPR方法まで提案にいたりました。
横浜マリンタワーを管理しているリスト株式会社からは、『マリンタワーの価値が高まる企画。是非実現したい』『地域性まで加味されていて驚いた』とコメントを頂きました。

今回、両社より実装の意向があった為、更に企画をブラッシュアップしていく予定です。
是非、川本屋茶舗と横浜マリンタワーに足をお運び下さい!

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