お知らせ

2024.10.16

「神奈川地域創生プロジェクト2024」を実施しました

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神奈川県内の地域創生をテーマに、自治体、起業家と連携した地域協働型実践教育(CBL)の取組み「神奈川地域創生プロジェクト」を2024年6月6日~10月5日の期間で実施し、最終日にはみなとみらいキャンパスにおいて自治体担当者様を招いた最終発表会を開催しました。

2023年度に初めて実施した同プロジェクト。2年目となる今年度のフィールドは、平塚市と横須賀市です。

 

社会起業家の山本繁氏の伴走のもと、地域創生に興味がある学生、将来UIターンにより地域に貢献する仕事がしたいと思っている学生、地域創生をテーマにした起業に興味がある学生、平塚市や横須賀市に縁がある学生など幅広い学科、学年の学生10名が参加しました。

 

両自治体からは、まちの概要、課題として考えているポイントを共有いただくとともに、実際に街に飛び出しフィールドワークを行う機会も提供いただきました。実際のまちの雰囲気を感じることができる他、担い手の方のお話を聞ける機会もいただいたことで、地図やWEB上の情報では得られない貴重な情報を得ることができました。

フィールドワークの後は、検討するエリアごとにチームを分け、地域創生に資する具体的なプランを検討していきます。


このプロジェクトの特徴は、「学生自らがその地域でやりたいと思うこと」を提案することに主軸に置いていることです。まちの課題を解決するという意識を持ちつつも、それだけでなく、自分自身の想いや実現したいことを念頭に置きながら検討するため、学生の主体性が全面に出たプランとなりました。


最終日の10月5日は、両自治体担当者様にお越しいただき、それまでに検討したプランをチームごとに発表しました。また、チームでの発表以外にも、個人として検討したプランを発表する場面も生まれました。

発表を聞いた両自治体担当者様からは「自治体では思いつかないようなアイデア、視点ばかりで刺激を受けた。」「すぐにでも具体的に検討したいと思えるアイデアもあった。」「若い世代の視点で、率直に街のイマについての印象を知ることができたこと、どうなったら魅力を感じるかという意見を聞けたことがとても参考になった。」などのお言葉をいただきました。

参加した学生からは、「現実的に実現できるかどうかを考えることも大事だが、状況を打破するようなプランを検討するのであれば範囲を限定せずにブレインストーミングを行うことが大事だと感じた。」「こういった自由募集のプロジェクトに飛び込むには勇気が必要だったが、参加してよかった。世の中の課題に対して当事者意識を持つことができたと思う」「固定概念にとらわれず、ワクワクするかどうかをシンプルに追求することが大事だと感じた。」「チームで取り組んだことでアイデアの幅が広がった。同時に寄り添うマインドの大切さを身に染みて感じた。」「自治体担当者からのフィードバックを直接聞けたことがうれしかった。」などの声があがるなど、実践的な学びを得られた貴重な機会となりました。