お知らせ
2024.10.02
北綱島小学校の子供たちと防災ワークショップを開催しました
2024年9月25日(水)、本学建築学部の島崎・白井研究室、朱牟田・落合研究室、新潟工科大学の涌井研究室らと、横浜市立北綱島小学校の6年生と防災ワークショップを開催しました。
小学校の総合的な学習(探求)の時間として、神奈川大学の学生と北綱島小学校の6年生で防災ワークショップを開催しました。
これまで継続して2年間、同じ小学校を対象に実施していて今年で3年目の取組となります。
ワークショップでは、「津波災害について理解を深め、対応方法を学ぶこと」をめあてに定めて行いました。
ワークショップを実施した北綱島小学校は、内陸に立地しているため津波のリスクはほとんどありません。ただ、災害は自分の家の近くにいるときにだけに起こるわけではありません(1月に発生した能登半島地震では帰省中に被災した人が多数いました)。そこで、今回はあえて自分が住んでいないエリアで災害が起こったときにどう行動するかを学習してもらいました。
ワークショップではDIG(災害図上訓練、Disaster Imazination Game)を実施しました。DIGは少人数のグループ毎に白地図に避難所や災害に関する情報を書き込むことなどをすることで、災害の危険性を見える化しながら学ぶことができる学習方法です。
今後もこのような地域の防災力向上に役立つ取り組みを継続して行っていく予定です。
これまで2回実施したワークショップは、以下から確認できます。
2022年【北綱島小学校の子供たちと防災ワークショップを開催しました】
2023年【北綱島小学校の子供たちと防災ワークショップを開催しました】
防災ワークショップの開催概要
日時:2024年9月25日(水)AM(小学校の3、4限:10:45~12:15)
場所:横浜市立北綱島小学校
対象:小学校6年生(3クラス、約100名)
目的:津波災害について理解を深め、対応方法を学ぶこと
参加者:神奈川大学▶白井佑樹、落合努、神奈川大学の学生(9名)
新潟工科大学▶涌井将貴、新潟工科大の学生(1名)
実施内容
○事前アンケート
○ワークショップ
3限:これまでの振り返りと津波について学ぶ
・「自助」「共助」とはなんだったか
・津波発生の仕組みと津波被害について学ぶ
4限:DIGを通して津波避難について考える
・地図上で河川などの自然条件と街の構造を確認する
・想定した津波浸水域と津波ハザードマップを比較する
○事後アンケート