お知らせ

2023.12.27

『神奈川大学評論 第104号 特集「表現」』が発行されました

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1987年に創刊した『神奈川大学評論』は、“アカデミック・ジャーナリズム”をコンセプトとする雑誌です。〈知〉の現場である大学ならではの広く深いテーマと、一大学という枠にとらわれない執筆陣による充実した特集が組まれ、社会、歴史、政治、生命、思想、ジェンダー、世界情勢、記憶、未来──私たちをとりまく<いま> を、対談や評論を組み合わせての編集スタイルにさまざまな切り口で展開し、年間に3号のペースで発行しています。

特集のテーマ例

  • 「現在・過去・未来」(第100号・2022年4月)
  • 「食料〈食べもの〉の平和」(第101号・2022年11月)
  • 「境界」(第102号・2023年3月)
  • 「ことばの時間」(第103号・2023年7月)

このたび発行した『神奈川大学評論 第104号 特集「表現」』の巻頭対談では、信州上田の戦没画学生の作品を集めた「無言館」館主の窪島誠一郎さんと、文芸評論家の斎藤美奈子さんが、「美術と文芸」について、それぞれのジャンルを越えて、熱く、楽しく語り合っておられます。ちなみに104号の表紙は、「無言館」所蔵で、フィリピン・ルソン島において1945年4月、27歳で没した東京美術学校出身の日高安典の作品です。
特集評論では、作家、編集者、講談師など、さまざまな分野で活躍中の方々に「表現」について論じていただきました。
ほかにも論壇時評やエッセイ、詩、書評、美術時評、科学時評、舞台時評やコラムなど、充実の内容となっています。