本学では、近い将来起こり得る大規模災害に備えて、学生、教職員等一人ひとりの防災意識向上と災害発生時に迅速な対応を行うことができるよう、各キャンパスで毎年防火・防災訓練を実施しています。

この2年間はオンラインによる講演会やグループワークでの開催としていましたが、今年度は感染防止対策を徹底のうえ、各キャンパスにて対面型の実技訓練を中心に実施しました。

なお、防災に関する年間計画として、後学期（11月頃）には各キャンパスで学生参加による大規模な避難訓練および安否確認訓練の実施を予定しています。

横浜キャンパスでは災害時の現場を再現し、それぞれの事象に対して「消火」「救命・救護」「搬送」等の適切な対応を、実際の災害を想定して各班で協力して解決していく実践型の訓練を実施しました。

2021年4月に開設したみなとみらいキャンパスにおいては、高さ約100ｍ、地上21階/地下1階の高層建築物の特性を踏まえ、地震発生直後を想定した初動対応訓練では、職員が非常階段を昇り降りし各階の被害状況を確認するなど、実践的な訓練を実施しました。

湘南ひらつかキャンパスでは災害発生時にキャンパスにいる一人ひとりが適切な判断のもと行動するために、防災備蓄品や消火器・AEDの取り扱いといった知識を習得するサーキットトレーニングと、災害時の初動対応のシミュレーションを行う図上訓練を実施する予定です。