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2022.03.10

【工学部】張斌 特別助教が国際学会「6th International Conference on Digital Signal Processing (ICDSP2022)」においてBest Presentation Awardを受賞しました

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2022年2月27日、張斌 特別助教(工学部)が「6th International Conference on Digital Signal Processing (ICDSP2022)」においてBest Presentation Awardを受賞しました。

同学会は、デジタルで信号処理に関する研究成果発表の場として、また世界中の研究者の技術の交流を目指して、毎年開催されています。
今回、張斌 特別助教、平野太一さん、林憲玉 教授が共著した論文「Development of an English Teaching Robot for Japanese Students」は「Intelligent Computing and System Model」セッションにおいて「Best Presentation Award」として選出されました。

受賞した論文について

近年、グローバル化により、英語教育の効率化が大きな課題になっています。しかし、教員人材不足などの原因で、英語を苦手とする学生は大勢に存在しており、英語教育のさらなる充実化が期待されています。
本研究では、日本人学生の英単語学習に注目し、語源や類似語、関連画像の提示などの覚え方のコツを取り入れて、効率的なインタラクションを用いて英単語を教える教育ロボットシステムを開発しました。それにより、人間講師による学習指導と同様、またはそれ以上の教育効果を得られました。

受賞のコメント

このたび、6th International Conference on Digital Signal ProcessingにおいてBest Presentation Awardを受賞したことを、大変うれしく存じます。本研究にご協力をいただいた平野太一さん、林憲玉 教授に心から感謝を申し上げます。
本研究で開発した教育支援ロボットをはじめ、様々なAIロボットが我々の日常生活にも少しずつ導入され、人間に寄り添って一緒に生活する社会の実現を期待しております。
今後はAI・ロボティクス技術を活用し、よりスマートな社会の実現に尽力していきたいと存じます。

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