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2021.07.20

経営学部 行本ゼミの学生が制作した多言語表記サイト「多言語フードコミュニケーション With Me:)」が、藤沢市の五輪公式応援団ガイドブックに掲載されました

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経営学部 行本ゼミの学生が制作した多言語表記サイト「多言語フードコミュニケーション With Me:)」(以下、With Me:))が、藤沢市の五輪公式応援団ガイドブック「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」に掲載されました。

 

「With Me:)」は、訪日外国人が抱える言葉の問題を解決するために制作された多言語表記サイトです。外食時によく使うフレーズを、英語や中国語、アラビア語など8か国語で紹介しているほか、ヒンドゥー教徒やイスラム教徒、ベジタリアン・ビーガンなど、食に禁忌のある人についても解説するなど、訪日外国人が日本での食事をより楽しめるよう配慮された作りになっているのが特徴です。

 

「With Me:)」を制作したのは、行本ゼミの杉崎 匠太さん、中村 渚さん、川越 陸さんの3名です。マレーシア留学の体験や行本ゼミナールでのフードダイバーシティに関する研究を通して宗教や信条などの理由から食に禁忌のある人々の存在を知り、訪日外国人が抱える言葉の障壁を取り除きたい、安心して日本で食事を楽しんでもらいたいとの思いからサイトを立ち上げました。各国の言語への翻訳は、杉崎さん、中村さん、川越さんがマレーシア留学で出会った学生や本学の留学生など、それぞれの言語を母語とする学生の協力を経て完成に至りました。

 

藤沢市の公式応援団ガイドブック「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」への掲載は、当時インターン生としてガイドブック制作に携わっていた中村さんを通じて決定。中村さんが担当した「各国の応援・挨拶」ページのコンセプト「言葉の壁を超えて交流する」が「With Me:)」の理念と共通するものだっため、中村さんらがサイトの紹介を依頼し、ガイドブック同ページにて掲載されました。

 

杉崎さん、中村さん、川越さんコメント

コロナ禍で、打ち合わせやサイト制作は全てオンラインで行ったため、意思疎通が大変難しかったです。数カ月にわたって活動を続け、初めて対面で顔を合わせたときは不思議な感覚でした。今後はもっと多くの方にご覧いただけるよう、さらにサイトを改良していきたいです。訪日した人が、友人・知人に『With Me:)』を勧めてくれるような身近な存在になるぐらい、広まってほしいと思います。