お知らせ

2020.10.07

2020年度 神奈川大学学術褒賞授与式を開催しました

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2020年10月2日(金)横浜キャンパスにおいて「2020年度 神奈川大学学術褒賞授与式」が行われました。
神奈川大学学術褒賞は、本学における専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対して褒賞するものです。
今年度は、経済学部の灘山直人准教授、国際日本学部の鈴木祐一准教授、人間科学部の北岡祐准教授の3名が受賞され、兼子学長から表彰状等が贈られました。

2020年度 神奈川大学学術褒賞受賞者

灘山 直人 准教授(経済学部)
研究課題名:「孤立型海外子会社における知識移転の研究」


鈴木 祐一 准教授(国際日本学部)
研究課題名:「認知心理学における知見の英語学習への応用」


北岡 祐 准教授(人間科学部)
研究課題名:「運動および加齢による骨格筋ミトコンドリアの適応メカニズムに関する研究」

兼子学長 挨拶

2020年度「神奈川大学学術褒賞授与式」を執り行うにあたり、学長として一言ご挨拶を申し上げます。
この神奈川大学学術褒賞制度ですが、専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対し褒賞することを目的とした制度で、1999年度に開始し今年度で22年目を迎えました。昨年度までに自薦、他薦合わせて約50件の申請があり、31名が褒賞を受賞しております。
今年度の審査経過ですが、4月1日から5月15日までを申請受付期間とし、7月3日に審査委員会を開催し、神奈川大学学術褒賞規程及び同規程に基づく褒賞審査等に関する申合せに基づき、厳正に審査を行いました。
その結果、経済学部 灘山 直人先生、国際日本学部 鈴木 祐一先生、人間科学部 北岡 祐先生を今年度の受賞者とすることが、審査員の満場一致で承認されました。
今般の学術褒賞受賞を機に、先人たちが築いてこられたこの学術褒賞制度の価値を今後の研究でさらに高めていただき、本学の学術研究推進の担い手としてその成果を教育に還元し、「教育と研究の高度な結合」を実現されることを希望します。
今回受賞された3名の先生方の、今後の益々のご活躍をお祈りしまして、簡単ではございますが、学長の挨拶に代えさせていただきます。
灘山先生、鈴木先生、北岡先生、本日は本当におめでとうございます。

 

受賞者のコメント

灘山 直人 准教授 (経済学部)

このたびは、このように学術褒賞をいただくこととなり、大変光栄に感じております。対象となった研究は、長年少しずつ進めてきたものでして、なんとか形となりほっとしております。なによりも、日頃研究にしっかり取り組める環境をつくっていただいている経済学部の先生方、さらには学内にていつもサポートいただいている職員の皆様のおかげでありまして、深く感謝申し上げます。これを励みに、今後も一層研究活動に精進していきたいと思います。

鈴木 祐一 准教授 (国際日本学部)

「認知心理学における知見の英語学習への応用」というテーマにおける一連の研究成果により神奈川大学学術褒賞をいただき、大変光栄に思います。大学院時代の指導教官、研究仲間、同僚など多くの方からの支えあっての受賞になり、感謝の気持ちでいっぱいです。神奈川大学に着任して以来、私のような若手研究者が研究に集中できる素晴らしい研究環境を提供していただいた多くの皆様へ大変感謝しております。これからも研究を積み重ねられるように、より一層精進してまいります。

北岡 祐 准教授 (人間科学部)

このたびは学術褒賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。共同研究者の皆様、そして研究を支えて下さった皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。スポーツ科学は様々な観点から総合的にスポーツについて考える応用科学ですが、これまで私の研究では細胞・動物実験を中心とした基礎研究に取り組んできました。運動による適応の背景にある分子メカニズムの解明を目指しているものの、スポーツ実践の現場にはまだまだ還元できていないのが現状です。本学のスポーツの発展に貢献できるよう、より一層精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

研究発表

受賞者による研究発表は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンデマンド配信をいたします。学内関係者の皆様にはウェブステーションにてご案内いたしますので、ぜひご視聴ください。