お知らせ

2018.11.27

「2018年横浜ガジェットまつり」に機械工学科ロボティクス研究室が出展しました

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2015年に富士ゼロックス株式会社の有志による誰もが楽しめる体験型交流イベントとして始まった「横浜ガジェットまつり」は2017年より横浜市経済局が共催者となり、イノベーション人材の交流の場づくりを民間企業等と連携して推進することにより、作る側と使う側の人の交流、学生や子供たちの学びの場を提供することなどを目的に開催されてきました。2018年11月9日(金)、10日(土)に開催された第4回目となる同イベントに、工学部機械工学科ロボティクス研究室から2つのテーマで出展しました。

1つ目のテーマである「対人安全ロボット」では、生活支援に利用できる人間共存型ロボットの必要性が叫ばれる現代において、ロボティクス研究室では衝撃緩和機構を搭載した信頼性の高い安全な人間共存型ロボットを構築し、その仕組みや実験の結果を展示しました。

2つ目のテーマである「4ロータフライングロボット」では、物資運搬を想定した4ロータフライングロボット(ドローン)の研究開発についての展示および発表を行いました。このドローンは軽量で剛性の高いCFRP(Carbon-Fiber-Rainforced-Plastic)複合発泡材を採用しており、搭載したカメラと距離センサから取得した情報を用いて制御することで、より長時間かつ安定に飛行することが可能となっています。

本イベントでは企業の垣根を越えて、手作りガジェット等の実物を見ることができ、幅広く開発者に話を聞ける有意義な場となっており、出展した学生からはさまざまな背景の人と議論ができ、大変勉強になったとの声があがっていました。

また、同会場にはMM21地区街づくりの最新情報を紹介するコーナーが設けられ、本学のみなとみらいキャンパス(2021年4月開設)を紹介するパネル出展をいたしました。
本学では、今後も行政・企業との連携による交流活動を通じて、イノベーション誘発に取り組んでまいります。