本学湘南ひらつかキャンパスと横浜キャンパスで、女子中高生のための実験体験イベント「Girl’s SCIENCE Laboratory」を開催しました。化学や生物学など6つの分野が開講されたこのイベントには、総勢71名の女子中学生、女子高校生が参加しました。

このイベントは、本学の女性研究者の指導のもと、さまざまな実験を通して「科学」を学ぶことの楽しさや魅力を知り、理工系への進路選択支援を目的としています。実験の合間の時間や終了後の座談会では、学生生活や今後の進路についての疑問や不安な事を気軽に相談でき、進路選択に役立つとご好評をいただきました。

【ゼブラフィッシュの器官発生を見てみよう】

生きたままのゼブラフィッシュの胚を顕微鏡で観察し、特定の遺伝子発現を検出して染色した胚と比較することで器官の発生形態を学びました。

【光る糸をつくろう！～自分だけのストラップを編もう～】
液体からプラスチックの一種であるナイロン（合成繊維）を合成し、そのナイロンを蛍光色に染めて「光る糸」を作りました。ナイロンの糸にはどうして着色するのか、プラスチックの性質とあわせて学びました。

【光と色の科学　～空の虹から青色LEDまで～】
「空はなぜ青いのか」「なぜ虹は雨上がりに現れるのか」など『色』に関する疑問を、LED光源や分光器を使った実験を通して理論を学びました。

【パンが膨らむ秘密！？－体験しよう小麦の力－】
薄力粉や強力粉など数種類の小麦粉を用いて、それぞれの小麦粉が持つ特性を、実験をしながら学習しました。また、それらの小麦粉で焼いたパンの試食も行い、その違いを体験しました。

Girl’s SCIENCE Laboratoryは、全女子中・高校生を対象とした事業です。