廖松陽博士（2023年人間科学研究科博士後期課程修了。現在、廣州工商学院）と吉澤達也教授が執筆した学術論文「Liao S. and Yoshizawa T. (2023) Memory colors of familiar objects induce general color preference, Color Research and Application 」 （https://doi.org/10.1002/col.22906）が、2023年に掲載された論文の中で閲覧された回数が上位10%であることが出版社のWileyより表彰された。

なお、この論文は、同誌の特集(Color Cognition, Vol.49, 1, 79-92 (invited)にも再掲されている。

この論文は、廖博士の学位論文における最も重要な研究結果をまとめたもので、人の色の選好性が視覚経験によって規定される仕組みであることを心理学実験により明らかにしたことを報告している。