お知らせ
2025.11.07
2025年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会を開催しました
2025年10月29日(水)横浜キャンパスにおいて「2025年度 神奈川大学学術褒賞授与式・研究発表会」が行われました。
神奈川大学学術褒賞は、本学における専任の教育職員の学術研究を推進、奨励するため、その優れた業績に対して褒賞するものです。
今年度は、経済学部の藤井誠准教授、理学部の小関祥康准教授の2名が受賞され、戸田学長から表彰状等が贈られました。
2025年度 神奈川大学学術褒賞受賞者
- 藤井 誠 准教授(経済学部)
研究課題名:「顧客の無礼なふるまいが現場従業員のサービス成果に与える影響」 - 小関 祥康 准教授(理学部)
研究課題名:「p 進数体上におけるアーベル多様体のねじれ解の個数の評価」
戸田学長 挨拶
2025年度「神奈川⼤学学術褒賞授与式」にあたり、⼀⾔ご挨拶を申し上げます。
この神奈川⼤学学術褒賞制度は、専任の教育職員による学術研究を推進・奨励することを目的として、比較的若手の研究者を対象に、その優れた業績を顕彰する制度です。1999年度に開始し、今年度で26年目を迎え、これまで43名の方々が受賞されてきました。
今年度2名の申請があり、規定に基づき、厳正に審査を⾏いました。
その結果、経済学部の藤井 誠 (ふじい まこと)先生、理学部の小関 祥康(おぜき よしやす)先生を今年度の受賞者とすることが決定されました。
本学において、歴史ある学術褒章を受賞されたことを誇りに思い、それぞれの研究をさらに深化させ、その成果を教育に還元されることで、学部生、そして大学院生をはじめ、後に続く研究者の模範となることを願っております。
今回受賞されたお二⽅の、今後の益々のご精進とご活躍をお祈りしまして、簡単ではございますが、私からの挨拶に代えさせていただきます。
本⽇は誠におめでとうございます。
受賞者のコメント
藤井 誠 准教授(経済学部)
この度は,神奈川大学学術褒賞を頂き,大変光栄に存じます。受賞対象となった研究を実施することができたのも,神奈川大学という恵まれた研究環境があってこそであり,感謝しております。
まだ緒についたばかりの研究ですので,この度の賞を励みに,少しずつでも研究を進めていけるよう精進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
小関 祥康 准教授(理学部)
このたびは、神奈川大学学術褒賞を賜り、誠にありがとうございます。
着任以来、教育のみならず研究にも十分に力を注げる環境を整えていただいていることに、深く感謝申し上げます。
本研究で対象とした楕円曲線は、整数論と深く関わる伝統的な研究テーマですが、現在もなお活発に研究が進められており、目覚ましい発展を遂げております。私自身もその流れに後れを取ることなく、むしろ牽引する存在となれるよう、今後も研究に励んでまいりたいと存じます。




