数理・データサイエンス・AI教育プログラム
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度について
現在、私たちの社会は、デジタル・トランスフォーメーションにより大転換が進んでいます。その変革の大きなきっかけの1つとなっているのがAIであり、今後益々AIを作り、活かし、新たな価値を生み出すことができる人材が求められています。
政府は、2019年6月に「AI戦略2019」を取りまとめ、文理を問わず、大学・高専生が、正規課程において初級レベルの数理・データサイエンス・AIを修得し、または自らの専門分野への数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を修得することを目標として、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」を創設しました。本学においても、データサイエンス推進協議会を立ち上げ、2022年度以降の入学者を対象に「共通教養データサイエンスプログラム」を開設するなど、数理・データサイエンス・AI教育を推進しています。
共通教養データサイエンスプログラムについて
プログラム概要
共通教養データサイエンスプログラムでは、学修した数理・データサイエンス・AIに関する知識・技能をもとに、人間中心の適切な判断ができ、自らの意志でAI等の恩恵を享受し、これらを説明し、日常生活などで活用できる人材の育成を目指します。
これに伴い、2022年度入学者から、情報リテラシーを学修する「FYS」及び数理・データサイエンス・AIの基礎を学ぶ「教養データサイエンス」の単位(計2科目4単位)を修得した場合、共通教養データサイエンスプログラム修了者として取扱います。
なお、本プログラムは文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されています。(認定の有効期限:令和10年3月31日まで)

プログラムによって身に付けることのできる能力
「数理・データサイエンス・AI」に関する知識・技能を、日常の生活の場で使いこなすことができ、適切な判断に活かし、AIの恩恵を享受して、説得力あるコミュニケーションが行える人材を育成します。
プログラムの修了要件
共通教養科目「FYS」及び「教養データサイエンス」の計2科目4単位を修得した場合に、プログラム修了者として認定します。
授業内容
授業科目名称 | 概要 |
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FYS | 新⼊学⽣が早期に⼤学での学修に適応できるようにサポートするだけでなく、デジタル化された学修環境に慣れ、情報モラルの基本を学び、正しい情報の獲得とその表現技法を磨きながら、⼤学の学修に⽋かせない「情報リテラシー」の基礎を修得することとし、専⾨課程への準備を⾏う。 |
教養データサイエンス | 今や社会で注目を浴びているデジタル化、ビッグデータの利用、人工知能技術について、基礎となる知識を学ぶ。これらを科学技術の専門に偏ることなく、どの分野の学生にも分かり易く教える。こうして得た知見を基に、自分なりの学び方を見つけて、自己の価値をより効率的に高める。また、自分の意見をデータを使って説得力高く相手に伝える能力も身に付ける。社会に出たときには、本科目で得た知識・スキルが全ての能力の基礎となり、多くの人々と協力して新しい社会を切り拓く原動力になることを目指す。 |
実施体制
プログラムの運営責任者 | 西野 晃徳(データサイエンス推進協議会幹事・共通教養教育センター副所長) |
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プログラムを改善・進化させるための体制 | データサイエンス推進協議会 |
プログラムの自己点検・評価を行う体制 | データサイエンス推進協議会 点検・評価ワーキンググループ |
- データサイエンス推進協議会設置の趣旨及び構成員
(352KB)
自己点検・評価
- 2022年度自己点検・評価結果
(162KB)