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2023.06.29

「Reアクリルデザインアワード」のグランプリ作品が決定

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本学みなとみらいキャンパス1階で運営する「ファブラボみなとみらい」で開催していた「Reアクリルデザインアワード」のグランプリ作品が決定しました。「Reアクリルデザインアワード」とは、新型コロナウイルス感染症の5類への移行を機にアクリルパーテーションを再利用した作品を募集し、グランプリを決める取り組みです。

作品募集は神奈川大学生を対象に、5月23日~6月9日まで行われ、審査・投票は学外の方も含めたラボ来訪者を対象に、6月12日~17日まで行われていました。

作品は計16作品集まり、ラボを訪れた方約100人に審査・投票していただきました。短期間にもかかわらず作品を制作してくれた学生の皆さん、審査・投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。

そんな中グランプリに輝いた作品は、『生活の中の甘美』でした。

この作品は、アクリルパーテーションという人々の間に壁をつくっていたものを、花や蝶といった有機物に生まれ変わらせることで、鑑賞者に癒しとコミュニケーションを与えることを目的に作られました。

「Reアクリルデザインアワード」では制作・鑑賞それぞれの段階で多くのコミュニケーションが育まれており、これまで我々を遮っていたものが交流のきっかけになるという、まさにこの作品の制作目的が体現されるかたちとなりました。

また、グランプリ作品の制作者には、ファブラボみなとみらいのスタッフがアクリルを再利用して制作したオリジナルのトロフィーが授与されました。

トロフィーは下の土台を回すと太陽が昇ってくる仕組みになっており、みなとみらいから海、そして夏をイメージしたデザインとなっています。

3Dプリンターやレーザー加工機などを使いこなすデジタルファブリケーションのプロになると、このようなクオリティの高いものも作ることができるようになります。

「Reアクリルデザインアワード」には、他にも多くのユニークな作品が集まりました。

ご好評に応え、ファブラボみなとみらいでは引き続き一部作品を展示しています。また、アクリルパーテーションを素材として自由に製作に活用していただける取り組みは引き続き実施中です。「作品を観てみたい!」「自分も何か作ってみたい!」という方は、みなとみらいキャンパス1階ラボにぜひお越しください。

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