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2023.06.01

【内定者インタビュー】公務員受験と就活の両立(人間科学科 藤本 幸さん)

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【みなとみらいマスコミ研究会】塚越広貴

内定を獲得した4年生に「就職活動」についてインタビューをしました。これから就職活動を行う際の参考にしてみてください。

今回は市役所に内定を獲得した藤本さんにお話を聞きました。

 

 

藤本 幸(フジモト ユキ) 

人間科学部人間科学科

見ていた業界:公務員、IT業界、教育業界

※取材内容は当時のものになります。 (2023年3月卒)

——「公務員を目指そうと思ったのはいつ頃ですか?」

2年生の夏から進路について考えてはいたのですが、志望業界は定まっていませんでした。
公務員なら一次試験が筆記のため、早くから準備が進められると思い、公務員の勉強を始めようと決めました。
その後、大学の講義とは別に通信講座の受講や、公務員になった先輩にお話を伺い、本格的に勉強を始めました。
元々、産学官民に興味があったのですが、ゼミの一環で横浜市の取り組みや、産学官民の側面について多く学んだことで、より興味を持ったため市役所を志望しました。

——「民間企業の就職活動を始めたのはいつですか?」

単位の取得に集中していたことや、周りに行動している人があまりいなかったこともあって、3年生の12月くらいから始めました。
しかし、まだ志望業界や、やりたいことなどは定まっていなかったので、どんな会社があるのかを知るために就職課主催の業界研究フェア・学内合同企業説明会に参加し、興味がわいた会社の早期選考に応募していました。説明会2社については興味のある分野の企業を、あと1社については志望業界以外の会社説明を聞いてみました。軽い気持ちで聞いてみたのですが、ものすごく興味深い説明が聞けて自分自身の視野が広がりました。

——「公務員の勉強はどれくらいしていましたか」

12月は月に50時間でした。年明けは春休みもあり勉強時間が増えて月に100時間、直前期の4月は大学の授業も就活も終わっていたので224時間と一日に平均8時間勉強しました。同じく公務員を目指す友達と電話しながら勉強をし、お互い支えあっていました。やる気が起きない時には大学の図書館や学食に行って勉強してました。

——「エントリーシートや面接対策はどのようにしていましたか」

初めは、エントリーシートに「何を書けばいいのか」で悩んでいました。
自分の考えがまとまっていなかったため、就職課の方に相談するのをためらっていましたが、勇気を出して行ってみたところ、「具体的な質問でなくても、現時点で抱えている悩みを相談してください」と声をかけていただきました。
実際に利用してみると優しく対応してくれたので、毎週のように相談させていただきました。
適性診断の結果を持ち込み、自分の強みについて相談した際は、そのことを裏付けるエピソードなどを聞き出してくださったり、自分の体験が周りから見てどういったものなのか掘り下げてくれるなど手取り足取り導いてくれました。

——「後輩へのメッセージをお願いします。」

いろいろなことに挑戦していくのが大事だと思います。 私は資格課程でいろいろなことに挑戦したことで、興味の幅が広がり、自分の強みやアピールポイントとして話すことができました。これにより学びや経験はその先の人生で活かせると4年間で実感しました。
何気ないことが、進路に繋がることもありますので、皆さんも充実した大学生活を送って欲しいです。