- 評論の言葉
それぞれの時間:佐藤裕美
- エッセイ
ヒト中心主義の問い直しは可能か?:川田順造
特集=文化人類学再考――グローバル化と多文化共生社会のなかで
- 対談
そして人類学が残る――グローバル、AI時代のなかで:中沢新一・小川さやか・松村圭一郎
- 特集評論
- 日本人のアフリカ文化研究私感:中林伸浩
- 人類学と「文化の同時通訳」の時代――「女性婚」再論を例として:小馬 徹
- 日本文化論:船曳建夫
- 構造主義と文化人類学:小田 亮
- 生殖医療技術の文化人類学:出口 顯
- 日本常民文化研究所と文化人類学――渋沢敬三の目指した“民”の学:佐野賢治
- 柳田国男・折口信夫と文化人類学――『民族学研究』沖縄研究特集を焦点に:泉水英計
- タイ農村とコミュニティへの視座――エンブリーからコミュニティ文化論、そしてその先へ:高城 玲
- 詩
うまれなかった惑星に似た、:北川朱実
- 講演記録
ケルン大聖堂建築工房の歴史:ペーター・フューセニッヒ 翻訳 小松原由理/ウーテ・シュミット
- 書評
- 原仁司著『夜に抗して闘う者たち――:ジョン・レノン、ロベルト・ボラーニョ、桐山襲』:黒古一夫
- 小馬徹著『子供はみんな天才人類学者――文化人類学事始め』:國弘暁子
- 中島三千男著『天皇の「代替わり儀式」と憲法』:芳賀繁浩
- 後田多敦著『救国と真世――琉球・沖縄・海邦の史志』:小倉英敬
- 田島泰彦著『表現の自由とメディアの現在史――統制される言論とジャーナリズムから遠ざかるメディア』:梓澤和幸
- 窪田涼子著『中世在地社会の共有財と寺社』:蔵持重裕
- 論壇時評
覚醒させる社会と隠蔽・修正する社会――歴史をめぐる岐路と選択:後田多 敦
- コラム
正岡子規 人生のことば 第48回:復本一郎
- 歴史の証言
古文書の語る時代と社会(89)
「浜浅葉日記」から読み解く明治改暦:太田原 潤
神大ノート
▽編集後記 山家京子・千葉陽史・白取祐司