- 評論の言葉
新自由主義再考:山本博史
- エッセイ
裁判記録の保存と活用を:江川紹子
特集=歴史空間の30年――ベルリンの壁崩壊後と平成という時代
- 対談
歴史空間の30年――ベルリンの壁崩壊後と平成という時代:小森田秋夫・下斗米伸夫・的場昭弘
- 特集評論
- 新たな「壁」思考へ――「ベルリンの壁」崩壊から30年:水島朝穂
- 冷戦後の国際秩序とアメリカ:佐橋 亮
- EU統合からイギリスの離脱まで――欧州ポピュリズムの台頭と変質:庄司克宏
- イスラームとヨーロッパ――共生はなぜ破綻したか?:内藤正典
- 中国の30年――六四・天安門事件から社会主義現代化強国へ:及川淳子
- 国家神道・神聖天皇崇敬の「見えない化」――右派論客の戦略的言説から現代歴史学者の「思索の旅」へ:島薗 進
- 沖縄が問う「平時の安保」と「有事の安保」――安倍政権と選挙民主主義の瓦解:前泊博盛
- 若者が没落した30年:雨宮処凛
- 平成の家族――感情の時代:丸山 茂
- 「私」・無意識・小説(家)――吉本ばなな/金原ひとみ:松本和也
- インタビュー
東側から見たベルリンの壁――外交と哲学:西田恒夫(聞き手:的場昭弘)
- 詩
今夏:最果タヒ
- 書評
- 小馬徹著『「異人」としての子供と首長―キプシギスの「知恵」と「謎々」』・『ケニアのストリート言語、シェン語』:石井 溥
- 孫安石・大里浩秋編著『中国人留学生と「国家」・「愛国」・「近代」』:柴田幹夫
- 安彦忠彦著『私教育再生』:田中統治
- 上原雅文著『自然・人間・神々』:黒住 真
- 片山杜秀著『新冷戦時代の超克』:牧内良平
- 呉恵升著『石川達三の文学―戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡』:綾目広治
- 論壇時評
ゴーン事件と日本の刑事司法:白取祐司
- コラム
正岡子規 人生のことば 第47回:復本一郎
- 歴史の証言
古文書の語る時代と社会(88)
日露戦争と花火上田由美
神大ノート
▽編集後記 斉藤和巳・原田千栄美・白取祐司