- 評論の言葉
歴史的視点から見た日本のマスメディア:伊坂 青司
- 巻頭エッセイ
真実が中立・公正・客観性を超える:吉岡 忍
特集=メディアとジャーナリズム―日本社会と報道の批評性
- 対談
メディアとジャーナリズム――報道と公共性をめぐって:金平 茂紀/安田 菜津紀
- 特集評論
- ネット社会と世論統制:橋元 良明
- 現代メディアと批評する個人――ジャーナリズムのシステム論から:佐藤 俊樹
- 表現の自由とジャーナリズムから遠ざかるメディア:田島 泰彦
- 戦争と報道 100年のせめぎ合いと現在:永田 浩三
- 報道の多様性に向けて:谷岡 理香
- 「地方紙」というメディアの未来――確かな主張こそ生命線:林 義亮
- オールドメディアの挑戦――通信社取材の現場から:高山 一郎
- 地方紙とジャーナリズムの精神――沖縄から:与那嶺 一枝
- テレビ論~tvkより:玉村 裕之/熊谷 典和
- 複雑さ増すウェブニュースの環境変化:伊藤 儀雄
- 科学ジャーナリズム――「3・11」以後:常石 敬一
- 寸鉄も帯びず、寸毫も怖じず――勃興するケニアの調査ジャーナリズム:小馬 徹
- 表現の自由の優越的地位の行方――「ろくでなし子」事件東京地裁判決を読んで:池端 忠司
- 詩
黒い羽根が落ちている:ぱくきょんみ
- 連載ルポタージュ
沖縄の軍事的性暴力(最終回)―基地の街で暮らす:川田 文子
- 連載評論
改正を言う前に考えるべきこと(7)―基本的人権は、どのように保障されることになったか(承前)―:橘川 俊忠
- 研究の周辺
英国のEC(EUの前身)加盟を辿り、EU離脱の選択を考察する:石井 伸一
- 書評
- 矢澤美佐紀著『女性文学の現在――貧困・労働・格差』:谷口 絹枝
- 上村大輔編『天然物の化学――魅力と展望』:山村 庄亮
- 橘川俊忠著『丸山眞男『日本政治思想史研究』を読む』:安田 常雄
- 山口建治著『オニ考――コトバでたどる民間信仰』:佐野 賢治
- 永野善子著『日本/フィリピン 歴史対話の試み――グローバル化時代のなかで』:川田 牧人
- 論壇時評
天皇の生前退位という主権者への問い:後田多 敦
- コラム
正岡子規 人生のことば その40:復本 一郎
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(80)『風俗画報』特集号「新撰東京歳事記」について:石井 和帆
- 神大ノート
- 執筆者紹介
- 第86号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:平田 善則・水上 晃・白取 祐司