神奈川大学評論 第85号 目次

  1. 評論の言葉
    歴史的視点から見た日本のマスメディア:伊坂 青司
  2. 巻頭エッセイ
    真実が中立・公正・客観性を超える:吉岡 忍
    特集=メディアとジャーナリズム―日本社会と報道の批評性
  3. 対談
    メディアとジャーナリズム――報道と公共性をめぐって:金平 茂紀/安田 菜津紀
  4. 特集評論
    • ネット社会と世論統制:橋元 良明
    • 現代メディアと批評する個人――ジャーナリズムのシステム論から:佐藤 俊樹
    • 表現の自由とジャーナリズムから遠ざかるメディア:田島 泰彦
    • 戦争と報道 100年のせめぎ合いと現在:永田 浩三
    • 報道の多様性に向けて:谷岡 理香
    • 「地方紙」というメディアの未来――確かな主張こそ生命線:林 義亮
    • オールドメディアの挑戦――通信社取材の現場から:高山 一郎
    • 地方紙とジャーナリズムの精神――沖縄から:与那嶺 一枝
    • テレビ論~tvkより:玉村 裕之/熊谷 典和
    • 複雑さ増すウェブニュースの環境変化:伊藤 儀雄
    • 科学ジャーナリズム――「3・11」以後:常石 敬一
    • 寸鉄も帯びず、寸毫も怖じず――勃興するケニアの調査ジャーナリズム:小馬 徹
    • 表現の自由の優越的地位の行方――「ろくでなし子」事件東京地裁判決を読んで:池端 忠司

  5. 黒い羽根が落ちている:ぱくきょんみ
  6. 連載ルポタージュ
    沖縄の軍事的性暴力(最終回)―基地の街で暮らす:川田 文子
  7. 連載評論
    改正を言う前に考えるべきこと(7)―基本的人権は、どのように保障されることになったか(承前)―:橘川 俊忠
  8. 研究の周辺
    英国のEC(EUの前身)加盟を辿り、EU離脱の選択を考察する:石井 伸一
  9. 書評
    • 矢澤美佐紀著『女性文学の現在――貧困・労働・格差』:谷口 絹枝
    • 上村大輔編『天然物の化学――魅力と展望』:山村 庄亮
    • 橘川俊忠著『丸山眞男『日本政治思想史研究』を読む』:安田 常雄
    • 山口建治著『オニ考――コトバでたどる民間信仰』:佐野 賢治
    • 永野善子著『日本/フィリピン 歴史対話の試み――グローバル化時代のなかで』:川田 牧人
  10. 論壇時評
    天皇の生前退位という主権者への問い:後田多 敦
  11. コラム
    正岡子規 人生のことば その40:復本 一郎
  12. 歴史の証言
    • 古文書の語る時代と社会(80)『風俗画報』特集号「新撰東京歳事記」について:石井 和帆
    • 神大ノート
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    • 第86号予告
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    • 編集後記:平田 善則・水上 晃・白取 祐司