- 評論の言葉
「世間ずれ」:鳥越 輝昭
- 巻頭エッセイ
無責任体系からの脱却:松本 健一
特集=未来社会への可能性――日本近現代史から
- 対談
未来社会への可能性――日本近現代史から:中島 岳志・古市 憲寿
- 特別寄稿
デモクラシーとシデムシ:辺見 庸
- 特集評論
- 成長戦略と資本主義の終焉:水野 和夫
- 近代思想史と現代思想――ヨーロッパと日本:仲正 昌樹
- 国際人権から日本の近代国家成立と琉球を考える――1879年の「琉球処分」は「琉球併合」か:上村 英明
- 『青鞜』の女性たちと1910年代――伊藤野枝を中心にして:岡野 幸江
- 集団的自衛権と憲法――「憲法の規範力」から考える:金子 匡良
- 現代日本の自由論を読む――新自由主義後の社会に向けて:酒井 弘格
- 詩
- 評論
- 原子力カタストロフの際に原子力国家が移住避難に対して行なう管理について:セシル・浅沼=ブリス/渡名喜庸哲訳
- 経済停滞下の欧州議会選挙:石井 伸一
- アフリカとLGBTの権利――ヒトを人間化した婚姻制度の行方:小馬 徹
- エッセイ
私に届いた人頭税請求書:富田 理恵
- 評論
改正を言う前に考えるべきこと(3)「国体は護持された」か?:橘川 俊忠
- 書評
- 萩原金美著『検証・司法制度改革Ⅰ―法科大学院・法曹養成制度を中心に』:中山 幸二
- 復本一郎著『江戸俳句百の笑い』:大串 章
- 戸田龍介編著『農業の発展に向けた簿記の役割―農業者モデル別分析と提言』:岡村 勝義
- 山本直孝・時枝務編著『偽文書・由緒書の世界』:福田 アジオ
- 堀場清子著『鱗片―ヒロシマとフクシマと』:石川 旺
- 論壇時評
資本主義の未来:的場 昭弘
- コラム
正岡子規 人生のことば その34:復本 一郎
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(74)
小田原地震の被害と救済・復興――小田原町を事例に:岡崎 佑也
- 第80号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:前川 理子、荏原 直子、阿部 浩己