- 評論の言葉
教育三法の改正と教育の政治化:安達 和志
- 巻頭エッセイ
世界大戦100年、パワー・シフト、デモクラシーとナショナリズム:羽場 久美子
特集=デモクラシーとナショナリズム――特定秘密保護法以後の日本社会
- 座談会
デモクラシーとナショナリズム――特定秘密保護法以後の日本社会をめぐって:金平 茂紀、白井 聡、的場 昭弘
- 評論
- 国家自由主義とデモクラシー:間宮 陽介
- 教育とナショナリズム――政治的影響の中で:安彦 忠彦
- 若者と政治――ナショナリズムを支えるもの:中西 新太郎
- 秘密保護法後の表現の自由――表現規制と情報統制に向かう日本:田島 泰彦
- 東アジア共同体の原点を求めて――日清戦争、朝鮮戦争と「永遠平和」:丸川 哲史
- さようなら原発 さようなら戦争――この時代を丸ごと引き受ける:鎌田 慧
- 終わらない戦争――戦争国家の記憶の空間に閉じ込められた〝英霊″たち:李 修京
- スモール・スケールで問い直す沖縄の未来――「地域に根ざした自立」の視点とデモクラシー:若林 千代
- 詩
- 評論
- 武器よさらば:ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ 下斗米 伸夫訳・解説
- 講演記録
社会変革の日本的原理:大澤 真幸
- エッセイ
台湾「ひまわり学運」見聞録:佐藤 学
- 連載評論
- 改正を言う前に考えるべきこと(2)――憲法第一条はどれほど日本化されたか:橘川 俊忠
- 研究の周辺
トクヴィルとジョルジュ・サンド:中田 豊
- 書評
- 高良留美子著『樋口一葉と女性作家――志・行動・愛』:張 晋文
- 島袋純著『「沖縄振興体制」を問う――壊された自治とその再生に向けて』:佐藤 学
- 黄英治著『あの壁まで』:浮葉 正親
- 復本一郎著『歌よみ人 正岡子規―病ひに死なじ歌に死ぬとも』:栗木 京子
- 田島佳也著『近世北海道漁業と海産物流通』:谷本 晃久
- 高城玲著『秩序のミクロロジー――タイ農村における相互行為の民族史』:泉水 英計
- 小林孝吉著『椎名麟三の文学と希望――キリスト教文学の誕生』:立尾 真士
- 論壇時評
ポーランドから見たウクライナ危機:小森田 秋夫
- コラム
正岡子規 人生のことば その33:復本 一郎
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(73)
百姓幸吉の宇宙 ―一八一九年「邪宗門」と罵られた男:関口 博巨
- 第79号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:長澤 倫康、金丸 壽男、阿部 浩己