- 評論の言葉
日中相互の留学に思うこと:大里 浩秋
- 巻頭エッセイ
グローバル化と自由の現在―エストニアの詩人ヤーン・カプリンスキーの場合:白石 かずこ
特集・世界 同時代の文学―グローバル化と自由の現在
- 対談
- 同時代の運命を生きる文学―カタストロフと人間をめぐって:亀山 郁夫、吉岡 忍
- アジアの同時代の文学―グローバル化の中の中国・韓国・日本の小説―:川村 湊
- 砂漠の薔薇―世界文学の解体―:安藤 礼二
- 改革開放から三〇年―中国文学の現在―:飯塚 容
- <自由>を求めて―アメリカ、グローバル化、演劇的想像力―:外岡 尚美
- 新しい世紀の韓国詩―モダンとポストモダン―:佐川 亜紀
- マルチカルチャリズムとインターカルチャリズム―ケベック文学を通してみる多文化社会―:小畑 精和
- 私のル・クレジオ体験:村野 美優
- 詩
- 夜明け―休戦線を彷徨う霊魂の対話―:申 庚 林/李 承 淳訳
- 知道本読み:柳 岸 津/李 承 淳訳
- 洪水:李 尚 鎬/李 承 淳訳
- 短編小説
- 博物館:レイラ・アブルエラー/くぼたのぞみ訳
- モンプレジールの終わり:オリガ・スラヴニコヴァ/岩本和久訳
- 講演記録
- 東北アジアの平和と繁栄のための日韓協力:朴 在 圭
- バミューダ・トライアングル―二一世紀の言語について―:エステルハージ・ペーテル、早稲田 みか 訳、沼野 充義 解説
- 研究の周辺
- トクヴィルとハイエク:中田 豊
- ワークシェアリングとヨーロッパ:石井 伸一
- 書評
- 原仁司『中心の探求―言語をめぐる「愛」と「罪」 』:井口 時男
- 神奈川大学日本常民文化研究所論集
『歴史と民俗25 特集 ことばの力―文字と音声との間にあるもの』:泉水 英計
- 香月洋一郎『海士のむらの夏―素潜り漁の民俗誌』:磯本 宏紀
- 葭田英人『コーポレート・ガバナンスと会計法―株主有限責任と会社債権者保護』:和田 宗久
- 論文
戦後断絶期の中国観1946―1952(6):田畑 光永
- 論壇時評
地球温暖化の倫理と政治:坪井 雅史
- 経済時評
経済を読む(5)ウォール・ストリートとメイン・ストリート:鈴木 芳徳
- コラム
- 正岡子規 人生のことば 第17回:復本 一郎
- 日々是川柳的(6) 底辺の人:新垣 紀子
- 東北たたらの「しな(しな)」について:渡辺 ともみ
- 神大ノート
- 執筆者紹介
- 第63号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:小室 百合、中村 裕史、後藤 仁