- 評論の言葉
海外神社の跡地:中島 三千男
- 巻頭エッセイ
消えた庭―パブリックアートの一隅:酒井 忠康
特集・戦後思想再考―「新しい戦争の世紀」から
- 対談
- 戦後史のなかの日本―アジアとつながる思想をめぐって:辻井 喬、尹 健次
- 戦後史への疑問:酒井 直樹
- 戦後思想の功罪:的場 昭弘
- 東アジアとの歴史的対話への道:早瀬 晋三
- 竹内好と指導者なしの「近代」:佐藤 泉
- ポストモダンと高度消費社会—1980年代は転換点だったのか?:間々田 孝夫
- 「戦争の世紀」のフェミニズム:竹村 和子
- 戦後歴史学と網野善彦の原点:盛本 昌広
- 離島の離島―施政権返還期における沖縄論の一こま:泉水 英計
- 1945年のノーマンズランド―堀田善衞たちの上海体験:紅野 謙介
- 詩
探す人:高良 留美子
- 講演記録
口語調俳句について:金子 兜太
- シンポジウム記録
俳句の読みについて:宇多 喜代子、大串 章、金子 兜太、黛 まどか、神野 紗希、復本 一郎
- 書評
- 神奈川大学米田吉盛伝編集委員会編
『教育は人を造るにあり―米田吉盛の生涯』:齊藤 研也
- 緑川清春 『メインバンク関係と企業救済』:伊藤 修
- 鈴木芳徳 『グローバル金融資本主義』:鳴瀬 成洋
- 新・フェミニズム批評の会編 『明治女性文学論』:鈴木 正和
- 的場昭弘 『超訳 資本論』:川村 哲也
- 宇京頼三 『フランス‐アメリカ―この〈危険な関係〉』:中田 豊
- 神奈川大学人文研究所『在日外国人と日本社会のグローバル化』:渡戸 一郎
- 神奈川大学広報委員会編
『17音の青春2008―五七五で綴る高校生のメッセージ』:村井 丈美
- 論文
戦後断絶期の中国観1946―1952(4):田畑 光永
- 論壇時評
思想問題としての戦後:橘川 俊忠
- 経済時評
経済を読む(3)「抜け駆け」の経済学:鈴木 芳徳
- コラム
正岡子規 人生のことば 第15回:復本 一郎
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(56)
民間に齎されたまじない―大雑書にみる「急如律令」―:三村 宜敬
- 神大ノート
- 執筆者紹介
- 第61号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記大澤:定順、水上 晃、後藤 仁