神奈川大学評論 第52号 目次

  1. 評論の言葉
    混沌:大林 弘道
  2. 巻頭エッセイ
    • 場所と関わるということ:角田 光代
    • われわれの語彙としての「アジア」:孫 歌
  3. 座談会
    • 歴史認識、靖国、東アジア共同体をめぐって—未来アジアへの課題—:梶村 太一郎、青樹 明子、尹 健次
    • 現在から過去へ、そして未来へ—「北関大捷碑」と日韓の歴史認識:水野直樹
    • 中国人の歴史認識:大里浩秋
    • 現代社会を映す中国文学:飯塚 容
    • 中台関係から見る東アジア—「脱冷戦」の未来と「独立」の再定義—:丸川哲史
    • 国境を越える「自虐史観批判」—東アジアにおける「過去」との向き合い方—:藤井たけし
    • 戦後日本と靖国神社—けじめを呑みこんだブラックホール— :田畑光永
    • “地上最強”のポストコロニアル—トランスアジア空手研究に向けて— :村井寛志

  4. 茶箪笥など:渡邊 十絲子
  5. 連載
    途上を生きた人々の系譜 第8回 SAWADA−SAN— ピューリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死—:五十嵐 匠
  6. 講演記録
    • ナショナリズムを超えて—アジアの未来をめぐって— :姜 尚 中
    • 中国の反日運動と歴史問題—21世紀の世界、中国、日本— :朱 建 栄
  7. 随想
    • アジアとボランティア:谷川 茂
    • アジアの詩人たちの声が聞こえる:佐川 亜紀
    • 欧州社会の断面を映し出した独総選挙:石井 伸一
  8. 書評
    • 秋山勇造著『新しい日本のかたち—明治開明の諸相』:中田 豊
    • 本山美彦編著『「帝国」と破綻国家—アメリカの「自由」とグローバル化の闇』:清水 嘉治
    • 北爪満喜著『青い影 緑の光』:柴田 千晶
    • 小畑精和著『「ヌーヴォーロマン」とレアリストの幻想—フランス文学にみるキッチュの連環』:宇惠 一郎
    • 石井伸一著『現代欧州統合論—世界を拓くヨーロッパ・モデル』:羽場 久ミ子
  9. 論壇時評
    反日と東アジア:的場 昭弘
  10. コラム
    • 正岡子規・人生のことば その10:復本 一郎
    • 正岡子規 川柳で読む21/20世紀 第12回「ご近所の底力・戦争の記憶・膨張中国:田口 麦彦
    • 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(49)江戸時代の鰹節・鮪節作り:越智 信也
    • 神大ノート
    • 執筆者紹介
    • 第53号予告
    • バックナンバー一覧
    • 編集後記:熊倉 進、高橋 美穂、後藤 仁