神奈川大学評論 第49号 目次

  1. 評論の言葉
    「情報」今昔:杉谷 嘉則
  2. 巻頭エッセイ
    世界のレイアウト:藤原 智美
    特集  メディアリテラシー ——帝国化するメディアのなかで
  3. 対談
    メディア論とメディアリテラシ——ネット社会とネット文化をめぐって—:北田 暁大、辻 大介
  4. 評論
    • メディア・カルチャーとメディア・リテラシー—包囲性・多数性・<意味>の拡張—:水島 久光
    • 戦争とメディア—ベトナム戦争からイラク戦争まで—:吉岡 逸夫
    • 捕虜写真とプロパガンダ:徳山 喜雄
    • リアリティーの耐えられない軽さ:三浦 元博
    • 変える力と阻む力—中国のメディアをめぐる状況—:田畑 光永
    • 越境するメディアと新しい受け手像:白水 繁彦
    • 現代メディアのオリエンタリズム:宇波 彰
    • 映像の嗜虐性とポルノ性—S・ソンタグ『写真論』から二七年—:木幡 和枝

  5. ある映像:小池 昌代
  6. 研究の周辺
    ジェイムズ・ヘボンの『和英語林集成:秋山 勇造
  7. 連載
    途上を生きた人々の系譜第五回 国際婦人平和主義——北村兼子—— :大谷 渡
  8. 講演記録
    戦後イラクの安定化と今後の展望:酒井 啓子
  9. 随想
    • 「メディア使い」を育てる「メディア・リテラシー」:林 直哉
    • 図書館とメディアリテラシー:吉田 隆
    • インドネシア総選挙レポート—自由で公正な選挙の実現を目指して—:犀川 修平
    • DDRプログラムと住民参加:高木 博也
  10. 書評
    • ジェレミー・ハリス・リプシュルツ著、尾内達也訳『インターネット時代の表現の自由』:平地 秀哉
    • 藤原帰一著『平和のリアリズム』:的場 昭弘
    • 上村英明監修、藤岡美恵子・中野憲志編『グローバル時代の先住民族—「先住民族の一〇年」とは何だったのか—』:新木 秀和
    • 川田順造著『アフリカの声—〈歴史〉への問い直し』:小馬 徹
    • 佐佐木幸綱・復本一郎編『三省堂 名歌名句辞典』:原 千代
  11. 論壇時評
    テレビの威力と限界:橘川 俊忠
  12. コラム
    • 正岡子規・人生のことば その七:復本 一郎
    • 川柳で読む21/20世紀 第九回「子どもの感性・取材する、される・多メディア時代 」:田口 麦彦
  13. 歴史の証言
    • 古文書の語る時代と社会(47)官吏たちの見た伊豆七島の社会 :高江洲 昌哉
    • 神大ノート
    • 執筆者紹介
    • 第50号記念号予告
    • バックナンバー一覧
    • 編集後記:笠間 千浪、石崎 亜里、後藤 仁