- 評論の言葉
真の「自己責任」とは何か:伊坂 青司
- 巻頭エッセイ
「宇宙」について:新井 豊美
特集 希望の水脈—新世紀の社会運動
- 対談
希望の水脈—「9・11」以後を生きること—:宮内 勝典、大澤 真幸
- 評論
- 社会運動の現代的可能性:的場昭弘
- NGOが希望の水脈に位置するために—グローバル化とNGO運動—:藤岡 美恵子
- 〈帝国〉に抗するサパティスタ —マルチチュードの可能性—:山本 純一
- 「ラディカル・フェミニズム」を超えた底辺層女性の社会:後藤 政子
- ベネズエラの民族政治運動の展開 —混乱するチャベス政権と希望の水脈—:石橋 純
- 土地なし農民運動(MST)—新自由主義時代の社会運動の可能性—:鈴木 茂
- アフリカの「悲劇」と「喜劇」—或る二つの「解放運動」—:岡崎 彰
- 「レズビアン&ゲイ・パレード」が与える希望:砂川 秀樹
- 部落文明試論 —ケガレのキヨメ(リサイクル)装置—:川元 祥一
- 詩
影・掛かる:北爪 満喜
- 研究の周辺
開明期の日本とエドワード・H・ハウス」:秋山 勇造
- 連載
戦後知識人の肖像 第三回 森 有正:岡野 哲士
- 随想
- 欧州の希望の水脈からイラク戦争を考える:石井 伸一
- カンボジア断章:谷川 茂
- 親、学校、その他の大人—新世紀の子育てヒント—:渡邊十 絲子
- 新連載
途上を生きた人々の系譜 第1回 戦後文壇の流星—久坂葉子素描— :柏木 薫
- 書評
- 高良とみ著『高良とみの生と著作』全八巻 :米谷 匡史
- 桐山圭一著『反逆の獅子 浅原健三の生涯』:大里 浩秋
- 日高昭二著『菊池寛を読む』:片山 宏行
- 宇波彰著『力としての現代思想—崇高から不気味なものへ』:綾目 広治
- 金子毅著『八幡製鉄所・職工たちの社会誌』:須永 敬
- 萩原金美著『裁判とは何か—市民のための裁判法講話』:倉田 卓次
- 学校法人神奈川大学広報委員会編『17音の青春2003—五七五で綴る高校生のメッセージ』:檜 紀代
- 復本一郎著『俳句実践講義』:仁平 勝
- 尹健次著『ソウルで考えたこと』:四方田 犬彦
- 論壇時評
帝国と、まっとうさを求める人間たちの声:阿部 浩己
- コラム
- 正岡子規・人生のことば その3:復本 一郎
- 川柳で見る21/20世紀 第5回「社会運動・レジスタンス・NGO」:田口 麦彦
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(43)御臨幸設備立案—準備過程から見る行幸の様相:齊藤 研也
- パリ・コミューンを生きた人々(38)砲兵中隊の軍旗:高橋 則雄
- 神大ノート
- 執筆者紹介
- 第46号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:齋藤 靖夫、澤木 武美、丸山 茂