- 評論の言葉
トレドからリスボンへ:岩根 圀和
- 巻頭エッセイ
いのち響きあう世紀へ:森崎 和江子
特集・都市 新世紀の風景
- 座談会
グローバリゼーションと都市——グラウンド・ゼロと新世紀の風景——:吉岡 忍、池内 恵、後藤 政子
- 評論
- 不気味な現代の都市:宇波 彰
- 歴史の廃墟 カブール:前田 朗
- バグダード 橋と革命とパノプティコン:酒井 啓子
- 平壌! 不可視の国の匿されし首都:石丸 次郎
- 移民都市・上海 ——人口膨張と移民の話——:孫 安 石
- 帝都よ、安らかに眠れ ——大震災・大虐殺後八〇年の東京——:西澤 晃彦
- インドでアジア都市を考える:村松 伸
- カオスモスの都市——ベナレスの外部空間——:福井 通
- 情報化時代の都市:山家 京子
- 詩
聖夜の舟:河津 聖恵
- 研究の周辺
植村正久とイーストレーキ家の人々:秋山 勇造
- 連載
戦後知識人の肖像 第三回 森 有正:岡野 哲士
- 随想
- ベルファスト:尹 慧 瑛
- ケニヤッタの椅子 ——そして法科大学院——:小馬 徹
- ウラジオストック ——アジアとヨーロッパがまじわる都市——:中本 信幸
- 遠野らしさに21世紀を展望する:本田 敏秋
- マンサク、うめ、さくら ——ホッブス、ロック、ルソー ——:中田 豊
- 書評
- 小熊英二著『〈民主〉と〈愛国〉—戦後日本のナショナリズムと公共性』:橘川 俊忠
- 萩原金美著『法の支配と司法制度改革』:遠藤 直哉
- 小馬徹編『カネと人生』:栗本 英世
- 鈴木陽一編『中国の英雄豪傑を読む —『三国志演義』から武侠小説まで』:尾上 兼英
- 太田強正訳注『エゲリア巡礼記』:奥田 宏子
- 齊藤実著『宅配便の秘密』:李 貞和
- 後藤晃著『グローバル化と世界—ワールドカップを通してみた世界』:永野 善子
- 報告・連続レクチャー
中国学への誘い ——広範な知のネットワークを求めて——:菊池 敏夫
- 論壇時評
戦争か、それとも戦争回避か。未来に何を望むか。:的場 昭弘
- コラム
- 正岡子規・人生のことば その二:復本 一郎
- 川柳で見る21/20世紀 第四回 あこがれ・丸の内・新世紀の中国:田口 麦彦
- 歴史の証言
- 古文書の語る時代と社会(42) 旗本領の御用と名主——飯島弥五左衛門家の場合——:鈴木 江津子
- パリコミューンを生きた人々(37)マクシム・ヴイヨーム:高橋 則雄
- 神大ノート
- 執筆者紹介
- 第45号予告
- バックナンバー一覧
- 編集後記:沢田 幸治、高橋 則雄、田畑 光永