神奈川大学評論 第40号 目次

  1. 評論の言葉 生命価値という価値観
    特集・未来社会へのマニフェスト
  2. 評論
    • 座談会 9・11から未来社会へ
      —「失われた一〇年」と日本社会—:岩崎 稔、吉見俊哉、永野善子
    • 国際政治と国際社会
      —グローバリゼーション時代における平和研究の課題—:北沢洋子
    • 人種差別・南北問題・寛容
      —反人種主義・差別撤廃世界会議が残した課題—:藤岡美恵子
    • ポスト現代のマルクスと未来社会:
      —新しい社会運動と抵抗の可能性を求めて—:的場昭弘
    • 代思想の課題としての未来社会:山下範久
    • 未来社会の選択としての教育改革:苅谷剛彦
    • 科学技術と社会の未来:佐倉 統
    • 司法の未来
      —『司法制度改革審議会意見書—21世紀の日本を支える司法制度—』をどう読むか—:萩原金美
    • 「家族の世紀」の終わり —深化するデモクラシー—:丸山 茂
    • 詩 来た人:山崎るり子
  3. 研究の周辺
    • 父の家 —チョーサーの原風景—:奥田宏子
    • ポストコロニアルの現場としての自治体—『田主丸町誌』を書いて—:小馬 徹
  4. 随 想
    ロンドン・グローブ座の「地球を和紙で包みたい」に参画して:石井美樹子
  5. 正岡子規没後一〇〇年記念特集・正岡子規の革新性
    • 子規と碧梧桐:金子兜太
    • 子規と高浜虚子 —「俳句」と「発句」—:川崎展宏
    • 子規と夏目漱石 —荷物ぬらすな風引くな—:坪内稔典
    • 子規と左千夫 —革新とは、虚妄ではなかったか—:岡井 隆
    • 子規と陸羯南・その葛藤:復本一郎
    • 子規と中村不折 —「見る人」二人—:櫂 未知子
    • 子規と森鴎外:村上 護
  6. 書評
    • 山口徹編 『瀬戸内諸島と海の道』:田邉 悟
    • 古岩井嘉蓉子著 『物語とことばのインターフェイス』:久米晶文
    • 石井美樹子著 『ルネッサンスの女王エリザベス—肖像画と権力』:田村南美子
    • 清水嘉治・石井伸一著 『新EU論—欧州社会経済の発展と展望』:山中隆次
    • 場昭弘著 『ポスト現代のマルクス—マルクス像の再構成をめぐって』:村上俊介
    • 湯田豊著 『ブッダVSニーチェ』:池上要靖
    • マイケル・J・マンデル著 石崎昭彦訳 『インターネット不況』:清水嘉治
    • 稲津一芳著 『英語通信文の歴史』:橋本光憲
    • 新井豊美詩集 『切断と接続』:川口晴美
    • 岡島弘子詩集 『つゆ玉になる前のことについて』:水野るり子
    • 菅原實著 『近代日本文学と文明批評』:加藤三朗
    • 寺島萬里子写真集 『病癒えても—ハンセン病・強制隔離90年から人権回復へ』:木村哲也
  7. 論壇時評
    国家の時代を考える:橘川俊忠
  8. 歴史の証言
    • 伊予・二神文書 「二神村庄屋代々相續遺書之事」:荒波 剛
    • 日本への伝播(3):高橋 則雄
    • 執筆者紹介
    • 第41号予告
    • バックナンバー一覧
    • 編集後記:伊坂青司、高橋則雄、後藤 仁