神奈川大学評論 第37号 目次

  1. 評論の言葉 自己決定権のこれから:山火正則
    特集・世紀の終わり、世紀の始まり
  2. 評論
    • 座談会 世紀の終わり、世紀の始まり—思想・社会・論壇の現在をめぐって—:橘川俊忠、丸山茂、的場昭弘、三宅芳夫
    • 二一世紀の資本主義・貨幣空間と社会:仲正昌樹
    • アソシエーションをめぐって:山城むつみ
    • 環境の新世紀—循環型社会への移行—:松本安生
    • 世紀末家族と日本社会—家族の不確実性の再来—:山田昌弘
    • 沖縄の「新」世紀—言葉の群れから—:宮城公子
    • 美的仮象は終焉したのか—ポスト・アドルノ的な美的思考の行方—:高橋順一
    • 詩 今はとても:塔 和子
  3. 研究の周辺
    幕末・明治初期に外国人が発行した邦字新聞(一)ジョセフ・ヒコの『海外新聞』:秋山勇造
  4. 随想
    • リストカットor「死にたい」ごっこ:川田文子
    • 学校制度にも規制緩和を:杉谷嘉則
    • 整理整頓・計画反省:小笠原 強
  5. 書評
    • 萩原金美著『民事司法・訴訟の現在課題』:大石忠生
    • 山口徹著『近世畑作村落の研究』:松村 敏
    • 的場昭弘・内田弘・石塚正英・柴田隆行編『新マルクス学事典:渡辺雅男
    • 復本一郎著『俳句源流考』:中森康之
    • 新井豊美著『近代女性詩を読む』:川口晴美
    • 秋山勇造著『日本学者フレデリック・V・ディキンズ』:剣持武彦
    • 小馬徹著『贈り物と交換の文化人類学—人間はどこから来てどこへ行くのか』:東 靖晋
    • 森崎和江著『いのちへの手紙』:岡島弘子
    • 田中正司著『アダム・スミスと現代』:出雲雅志
    • 櫂未知子著『蒙古斑』:片山由美子
    • 倉田清訳詩集『祈り—地上に平和を』:鳥越輝昭
    • 井上理恵著『近代演劇の扉をあける—ドラマトゥルギーの社会学』:長田光展
  6. 評論
    スイスの学校にみられる豊かさを考える:古岩井嘉蓉子
  7. インタビュー 草の根から見た日米関係の戦後五〇年(7)
    全米日系人博物館と米国社会の多様性:アイリーン・Y・ヒラノ、聞き手 佐藤孝治
  8. 歴史の証言
    • 持方の「盲帳」:樫村賢二
    • 印章に刻まれたパリ・コミューン:高橋則雄
    • 執筆者紹介
    • 第38号予告
    • 編集後記:林悦子、原中和繁、萩原金美