- 評論の言葉 転換期と私達の向き合い方:横倉節夫
特集・戦争と記憶
- 評論
- 座談会 戦争と記憶—日本社会の現在—:藤原帰一、小熊英二、阿部浩己
- 戦争と記憶:C・ダグラス・ラミス
- 記憶と社会科学的認識—「在日」にとって記憶とはなにか—:尹 健次
- 戦争と国家—日本とドイツの戦後処理—:ゲプハルト・ヒールシャー
- 戦争と「平和」の一〇〇年—物証による歴史の構築を目指して—:常石敬一
- 兵器産業・軍事技術・武器輸出—戦争と戦後日本—:松村 敏
- 記憶と表象—世界と政治の意味をめぐって—:野崎孝弘
- 波紋の傷跡:林 京子
- ハベル(蝶)になった子供たち—未だ戦場の続く島から—:安里英子
- 詩 燃えるカンナの赤への質問—戦争の記憶—:福田万里子
- 研究の周辺
イタリアの中小企業と地域社会:石井伸一
- 随想
- モンタヌスの『東インド会社遣日使節紀行』の銅版画:吉田 隆
- 「日本のフィリピン占領」プロジェクトに参加して:永野善子
- 中国人の戦後すぐの日本観:大里浩秋
- 日本とEU:岡村 修
- 書評
- 神奈川大学人文学研究所編『ロマン主義のヨーロッパ』:山本定祐
- 伊坂青司著『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』:久保陽一
- 秋山勇造著『明治翻訳異聞』:中本信幸
- 高橋哲哉著『戦後責任論』:楜沢 健
- 加藤典洋著『戦後的思考』:原 仁司
- 交告尚史著『処分理由と取消訴訟』:村上 順
- 島田牙城著『袖珍抄』:田中修一
- 渡辺みえこ著『声のない部屋』:川端隆之
- インタビュー 草の根から見た日米関係の戦後五〇年(6)
日系高齢者への福祉サービスと原点としての公民権運動:スティーブ・ナカジョウ、聞き手 佐藤孝治
- 論壇時評
戦争と記憶:的場昭弘
- 歴史の証言
- 法令と現実の間:橘川俊忠
- 三月一八日の記憶:高橋則雄
- 執筆者紹介
- 第37号予告
- 編集後記:齋藤靖夫、伊坂青司、萩原金美