- 評論の言葉 行政システムの抜本的変革の必要性:竹下 譲
特集・政治・行政・組織の現在—解体と空白のなかで
- 評論
- 座談会 政治の空白と政治の復権—社会システムの解体のなかで:田中秀征、新藤宗幸、橘川俊忠
- 「自由」と「自由論」との間—政治学の視点から—:加藤 節
- 戦後日本は「権力の魔術」から解放されたか:関 曠野
- 資本主義、市場システム、そして国家—その日本的現在について—:岸本重陳
- 国際政治からみた日本政治—日ロ関係から—:下斗米伸夫
- 官僚構造と行政システムの崩壊:今里 滋
- 改革と分権の原理—市民の時代を迎えて—:後藤 仁
- 福祉システムの転換:橋本宏子
- 「日本的経営」論の欠落と企業システムの再生:大林弘道
- 特別インタビュー
- 深くて暗い伏流のなかで—不自由な時代を生きる:辺見 庸、聞き手 西澤晃彦
- 詩 あさぼらけ:森崎和江
- 研究の周辺
- 狩野川放水路開鑿遺文:山口 徹
- 大逆事件と内田魯庵:秋山勇造
- 随想
- 女性問題の現在:三宅義子
- 議会を変える試み:若林ひとみ
- 他者、詩的言語、そして存在について:青木忠男
- 書評
- 田中正司著『アダム・スミスの倫理学—『道徳感情論』と『国富論』』:宮崎犀一
- 神奈川大学中国語学科編『中国通俗文芸への視座』:福満正博
- 田中弘著『時価主義を考える』:津守常弘
- 蒲谷宏・川口義一・坂本惠著『敬語表現』:田山のり子
- 桜井哲夫著『<自己責任>とは何か』:小馬 徹
- 自著を語る 『ニーチェ 真理の迷路』:湯田 豊
- 評論
中国山西省の日本軍による性暴力—山西省孟県を訪ねて—:川田文子
- フランスの家族と社会(5)
地方分権化と家族のレギュラシオン:丸山 茂
- 忘れられたマルクス研究家への墓標(4)
社会民主党アルヒーフとアムステルダム社会史国際研究所に関係した人々:的場昭弘
- 論壇時評
証拠を隠滅する国家:橘川俊忠
- 歴史の証言
- 大山崎荘の女切手:石井日出男
- パリ・コミューン気球部隊:高橋則雄
- 執筆者紹介
- 第32号予告
- 編集後記:伊藤修、澤木武美、萩原金美