- 評論の言葉 市民はテレビをとり戻せるのか?:田島泰彦
特集・世紀末という時代風景—科学・自然・生命の現在
- 評論
- 巻頭座談会 世紀末という時代風景—科学と自然、宗教と生命をめぐって:山折哲雄、荒川 絋、常石敬一
- 水俣病四〇年と戦後社会:原田正純
- 薬害エイズと医学・医療の倫理:遅塚令二
- HIV感染者のカウンセリング—告知前・後の面接とターミナルケア—:金子寿子
- 『らい予防法』廃止へのにわかな動きはなぜか:成田 稔
- 大学の役割とその変貌—近未来における理工系の研究と教育:桜井邦朋
- 科学者とオウム真理教常石敬一
- もんじゅ事故の世界史的意味:吉岡 斉
- 家族の世紀末:山田昌弘
- 詩 ダブル/ダブル:川口晴美
- 講演記録
いじめ社会と人間:鎌田 慧
- 研究ノート
EU通貨統合は実現するか:清水嘉治
- 研究の周辺
- 漫画の笑いに人間の発見を:古岩井嘉蓉子
- 規制緩和の誤解と理解:菅原晴之
- 随想
- あるHIV感染者の何気ない生活のひとコマ(告知)
- らい予防法の廃止に想う:高瀬重二郎
- らい予防法は廃止されたが:谺 雄二
- 忘却に対する記憶の闘い—日韓文学交流の現状と課題—:愛沢 革
- 妄想という名の宗教について:吉田 隆
- 書評
- ベアテ・シロタ・ゴードン著『1945年のクリスマス』:奥田宏子
- 香月洋一郎著『山に棲む—民俗誌序章—』:田口洋美
- 伊藤修著『日本型金融の歴史的構造』:鈴木芳徳
- 神奈川大学人文学研究所編『ヨーロッパの都市と思想』:山崎 純
- 宮田登著『ケガレの民俗誌—差別の文化的要因—』:川元祥一
- 水谷雅一著『経営倫理学の実践と課題—経営価値四原理システムの導入と展開—』:小林俊治
- 清水嘉治著『世界経済の統合と再編』:出水宏一
- 創造の会編『追悼 平田清明 学問文芸共和国』:大田一廣
- 網野善彦著『日本中世史料学の課題』:日露野好章
- 奥泉清・佐藤秀夫編著『90年代の世界経済』:鳴瀬成洋
- 井上泰夫著『<世紀末大転換>を読む—レギュラシオン理論の挑戦—』:丸山 茂
- 論壇時評
崩壊した職業倫理:橘川俊忠
- 評論
- 在日外国人と地域社会からの国際化—川崎市に見る共生への動向—:石井伸一
- ロシア極東地域の経済の現状:小川和男
- 歴史の証言
- 「門松廃止」問題:及川清秀
- 住宅問題:高橋則雄
- 第25号予告
- 執筆者紹介
- 編集後記:鈴木修一、丸山 茂、萩原金美