- 評論の言葉 一九四〇年体制池上和夫
特集・戦後五〇年の現在
- 評論
- 座談会 戦後五〇年の現在—民衆、民俗、戦争責任をめぐって—:色川大吉、宮田登、橘川俊忠
- 戦争責任・戦後責任をめぐって—日本とドイツ—:中村浩平
- 戦争と性—沖縄戦と女性—:川田文子
- “在日” を生きて—有感・無感—:金 潤
- 「思想の秋」 の時代:宇波 彰
- 戦後五〇年と中間階級の変容:今田高俊
- 戦後の廃墟から消費社会への道程—風俗文化の戦後五〇年—:関井光男
- 女からみた二一世紀の家族像:山下悦子
- 戦後日本のマルクス主義と <近代>:後藤道夫
- 労働組合運動の戦後五〇年:遠藤公嗣
- 日本経済の戦後五〇年:伊藤 修
- ある小工場主の戦後史:大林弘道
- 日米関係の戦後五〇年:石川博友
- 詩 柿若葉のころ:福田万里子
- 公開セミナー
- 中国に遺棄した毒ガス弾と日本の戦後責任
- 遺棄毒ガス弾と中国の民衆:歩 平
- 広島・大久野島における毒ガス生産:村上初一
- 化学兵器禁止条約と日本の戦後責任:常石敬一
- 私の研究
神学研究のアポロギア:犬飼政一
- 研究の周辺
- ベトナムの人的資源について:丹野 勲
- コミュニケーション・ギャップ:伊藤克敏
- 随想
- 植民地育ちの戦中・戦後:宇野雄介
- 私の戦後五〇年:白 玲
- 模倣の風景:中村利一
- マルクス経済学「理解」のための前提の形成:沢田幸治
- 外国人問題から見えてくる日本:前田 朗
- 書評
- 神奈川大学評論叢書第四巻『社会の発見』:鹿野政直
- 田中正司著『市民社会理論と現代』:森本 孝
- 山田徹著『東ドイツ・体制崩壊の政治過程』:安 世舟
- 羽賀純一著『戦火の記憶—いま老人たちが重い口を開く』:菅井彬人
- 西尾孝司著『ベンサム『憲法典』の構想』:岩佐幹三
- リヒアルト・ゾルゲ著 勝部元他訳『二つの危機と政治—一九三〇年代の日本と二〇年代のドイツ』:山田 徹
- 小野貞・大川隆司著『横浜事件—三つの裁判』:吉井蒼生夫
- 津田道夫著『中野重治「甲乙丙丁」の世界』:円谷真護
- 湯田豊著『フロイト『文明とそれの不満』を読む』:今西順吉
- 復本一郎著『俳人たちの言葉』:日高昭二
- 渡辺洋三他編 田島泰彦他著『日本社会と法』:高橋めぐみ
- 論壇時評
戦後五〇年に問われるもの:橘川俊忠
- 歴史の証言
- 連載評論 現代経済学と人間(13)
- 危うい時代の潮流:間宮陽介
- 第21号予告
- 執筆者紹介
- 編集後記:的場昭弘、高橋一行、萩原金美