- 評論の言葉 言葉を大切にしたい:内田文昭
特集・地球社会と人権問題の現在
- 評論
- 座談会 地球社会と人権問題の現在:武者小路公秀、林陽子、阿部浩己
- 歴史のなかの人権—フランス人権宣言から現在まで—:矢口俊昭
- 地球共同体と環境倫理—人権としての環境の権利と自然の権利—:真田芳憲
- 難民問題と国連:森 啓充
- 人権問題を巡る最近の国際的動き:國方俊男
- 先住民族の権利の現在と未来:上村英明
- 人権の普遍性と特殊性—アムネスティ運動の体験を通じて—:恒成和子
- ユーゴスラヴィアの解体と「人権」:越村 勲
- アジアにおける国家と人権:松野明久
- アフリカにおける人権と貧困—人権問題の政治・経済的背景について—:勝俣 誠
- 国際法における家族と人権:久保敦彦
- 「メディアと人権」を考える:田島泰彦
- 差別と人権—部落史の普遍性—:川元祥一
- フェミニズムと人権問題—ウィメンズライツとヒューマンライツ—:金井淑子
- 性のマイノリティーと人権:渡辺みえこ
- 詩 満月に向かい:秋野さち子
- 研究の周辺
ごまめの歯ぎしり—或る沙翁書生の洒脱—:橋本 侃
- 随想
- 「内なる国際化」と人権:金 泰明
- 無数の顔:鈴木美恵子
- アイヌ文化への意識と人権:児島恭子
- からだに関する自決権:古沢希代子
- 楽しきかな老後:中川真平
- 共生の空間をめざす神奈川人権センター:菊地敬嗣
- 書評
- 神奈川大学評論叢書第五巻『医学と戦争』:林 功三
- 清水嘉治著『新地域主義論—神奈川・横浜のくにづくり』:鈴木芳徳
- 尹健次著『民族幻想の蹉跌—日本人の自己像』:花崎皋平
- 新フェミニズム批評の会編『樋口一葉を読みなおす』:金井景子
- 萩原金美著『裁判法の考え方』:中山幸二
- 鳥越輝昭著『ヴェネツィアの光と影—ヨーロッパ意識史のこころみ』:小林 純
- 評論
- ロシアの科学技術研究開発:中山 茂
- 人工知能の翳りと人工生命の勃興—人工生命ワークショップとクリス・ラントン—:宇佐見義之
- 歴史の証言
- 明治初年の村役選出について:田嶋 悟
- ヴァンドーム円柱倒壊:高橋則雄
- 連載評論 現代経済学と人間(12)
- 公共性の衰退:間宮陽介
- 第20号予告
- 執筆者紹介
- 編集後記:佐藤孝治、丸山茂、萩原金美