- 評論の言葉 「わが国の価格体系」一考:衣笠洋輔
特集・変容する死と生のコスモロジー
- 評論
- 座談会 変容する死と生のコスモロジー——死と生の現在:岩田慶治、小池寿子、岡野哲士
- 「死の作法」の今昔:山折哲雄
- 死から見たコスモロジー—人間と自然の未来—:河野博臣
- 宇宙的スケールで考える生命の誕生と寿命:大島泰郎
- 脳死問題の解決の方向—臓器移植法案の審議に向けて—:中山研一
- 「死」を論じ合う「方法」について—尊厳死、安楽死、脳死、中絶—:森下直貴
- 脳死・臓器移植と現代医療:天笠啓祐
- 死と生のコスモロジー?—新約聖書とその周辺—:大貫 隆
- 生命の誕生と死—個体の死をめぐる生物誌—:竹内重夫
- エイズと死の現在—歴史に見る疫病を考えつつ—:松本正勝
- 絶対隔離の時代におけるハンセン病患者の生きざま:成田 稔
- 高齢者と人権:橋本宏子
- 特別インタビュー 金芝河氏に聞く
変容する世界と生命の思想:聞き手 任軒永、金潤 訳
- 詩
同じ森に日は沈み・・・:新川和江
- 研究の周辺
外国人労働者と人権の問題:石井伸一
- 私の研究
「聞こえない音」の研究:遠藤信行
- 随想
- プラトンの哲学と「死」の問題:田坂さつき
- エイズと現代—告知をめぐって—:金子寿子
- 死から生への転機:横山佳子
- 医療の場にいて思うこと:大関ミヨ子
- 実践の哲学と関係の哲学—廣松渉さんを追悼する—:黒沢惟昭
- 『『言海』完成祝宴の全記録』—百三年目の六月二十三日—:鈴木 隆
- 書評
- 常石敬一著『医学者たちの組織犯罪—関東軍第七三一部隊』:秦 郁彦
- 網野善彦著『日本社会再考—海民と列島文化』:河野通明
- 安藝基雄著『一臨床医として生きて—現代日本の医療を問う』:山本晴彦
- 森崎和江著『いのちを産む』:小林裕子
- 白石かずこ著『ロバにのり、杜甫の村へゆく』:木坂 涼
- 湯田豊著『インド哲学のプロムナード』:柏木弘雄
- ミゲル・デリーベス著 岩根圀和訳『赤い紙』:大林文彦
- I・ツェリッシェフ著 中村平八訳『系列国家日本の逆襲』:大澤定順
- 評論
- エリツィンの経済政策の失敗とその後—ロシア経済の現状—:小川和男
- クルディスタン—もうひとつの中東和平—:岸田圭司
- 歴史の証言
- 自分と百姓に相定め…—八王子千人同心の身分をめぐって—:日露野好章
- 公安委員会の設置をめぐって:高橋則雄
- 連載評論 現代経済学と人間(11)
- 自由主義の現状:間宮陽介
- 読者の声:坂詰幸次郎
- 第19号予告
- 執筆者紹介
- 編集後記:的場昭弘、土井英和、萩原金美