神奈川大学評論 第106号 目次

  1. 建築逍遥
    ポタラ宮 空と大地のあいだ:鈴木信弘
  2. エッセイ

    現代の差別、承認欲求を考える:暉峻淑子

  3. 特集=台所

  4. 対談
    食と料理:井上 ユリ・島村 菜津
  5. 特集評論
    • 私の台所:海老名 香葉子
    • 幸田家の台所:青木 奈緒
    • 台所に戻ろう:沢野 ひとし
    • 小さな魚屋の大きな丸座卓:竹内 ひで子
    • アイヌの食と台所:宇井 眞紀子
    • 「令和の台所改善運動」から未来へ:阿古 真理
    • 台所にあまりいない私の、台所の話:大島 歩
    • 台所のメタモルフォーゼ──沖縄離島社会の現在:加賀谷 真梨
    • 台所の近代史からエコロジーを考える──ドメスティック・ディスタンスⅢ:須崎 文代

  6. 湖のほとりを:山本 純子
  7. 特別寄稿
    大増税を暗示するインボイスと消費税のからくり:斎藤 貴男
  8. 論壇時評
    3・11以後の大規模災害と被災地・被災者をめぐる問題:開沼 博
  9. 美術
    斎藤義重、吉田克朗、横浜トリエンナーレ:柏木 智雄
  10. 映画
    企画展〈ジェラール・フィリップと忘れじの名優たち〉を終えて:馬場 祐輔
  11. 演芸
    古典落語に生きる女性たち:林家 つる子
  12. 科学
    台所というフィールド──食文化学のすすめ:佐藤 洋一郎
  13. 世界から/世界へ
    アフリカの知恵:松田 素二
  14. 羇旅奇譚
    失われた旅の感覚:ブルナ・ルカーシュ
  15. 研究の周辺
    森吉山が語る物語:村井 まや子
  16. 書評
    • セルバ・アルマダ著『吹きさらう風』:柳原 孝敦
    • ジェフリー・ロバーツ著『スターリンの図書室──独裁者または読書家の横顔』:横手 慎二
    • 茅辺かのう著『茅辺かのう集成──階級を選びなおす』:伊達 聖伸
    • 平井和子著『占領下の女性たち──日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」』:茶園 敏美
    • 中村哲也著『体罰と日本野球──歴史からの検証』:森田 ゆり
    • 吉村良一・寺西俊一・関礼子編『ノーモア原発公害──最高裁判決と国の責任を問う』:東郷 佳朗
    • 奥田宏子著『宮廷詩人チョーサー──悲しみの道化師』:多ヶ谷 有子
    • 野口啓子・池野みさお・山口ヨシ子編著『アメリカ文学にみる女性の教育』:武田 貴子
    • 小熊誠著『沖縄における門中の歴史民俗的研究』:渡邊 欣雄
    • 関口博巨編『古文書修復講座──歴史資料の継承のために』:田上 繁
  17. 編集者のおぼえ書き
    ドラマを見ながら:竹内 涼子
  18. 遅筆堂文庫だより(5)
    井上ひさしと米原万里:井上 恒
  19. コラム
    正岡子規 人生のことば 第六十回:復本 一郎
  20. 歴史の証言:古文書の語る時代と社会(100)
    メモが伝える「肉声」とその時代のウチナーグチの位置:後田多 敦
  21. 図書館のみかた
    はてなの相談窓口──レファレンスカウンターへようこそ:伊藤 さやか
  • 第107号予告
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  • 執筆者紹介
  • 表紙(写真)・宇井 眞紀子
    お母さんに教わりながらジャガイモの和え物をつくる。
    アイヌ料理もその他の料理も良くお手伝いしていた。(2018年)