神奈川大学評論 第104号 目次

  1. 建築逍遥
    今こそ神大建築文化遺産の再生活用を
    神奈川大学横浜キャンパス六号館:中井 邦夫
  2. エッセイ
    「女性不況」を見えにくくするものとは:竹信 三恵子
  3. 特集=表現

  4. 対談
    美術と文芸:窪島 誠一郎/斎藤 美奈子
  5. 特集評論
    • オーウェルとBBC、そして表現の自由:川端 康雄
    • 何で表現する?:高橋茅香子
    • 日々のこと ――季節のまにまに:堀田 百合子
    • 「反戦表現」に生きる――詩画人・四國五郎:四國 光
    • 「『はだしのゲン』削除」騒動と「表現」:神田 香織
    • 原点の光景――「表現の萎縮」が始まった頃:太田 昌国
    • 情報流通の民主化は政府を民主的にしているのか?:三木 由希子
    • 七十五日に現れる健忘症:山本 武利

  6. 空想保護区:草間 小鳥子
  7. 特別寄稿
    関東大震災100年「虐殺絵」が発するメッセージを受けて:新井 勝紘
  8. 論壇時評
    ケアの倫理と不正義への抵抗――極私的な出版動向サーベイ:川本 隆史
  9. 美術時評
    「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展を振り返って:山田 裕理
  10. 音楽時評
    宗谷海峡を渡ったトンコリ:OKI
  11. 舞台時評
    新内ってなあに:三世 岡本 宮之助
  12. 演芸時評
    コロナ禍がもたらした演芸界の世代交代:布目 英一
  13. 科学時評
    PFASとは何か:堀 久男
  14. 世界から/世界へ
    チベットの現状と未来:ペマ・ギャルポ
  15. 研究の周辺
    二一世紀の水危機と地下水問題:後藤 晃
    ポスト・コロナ禍のフィリピン再訪:永野 善子
  16. 書評
    • 長與進『チェコスロヴァキア軍団と日本 1918-1920』:林 忠行
    • 酒井啓子『「春」はどこにいった――世界の「矛盾」を見渡す場所から 2017-2022』:吉岡 明子
    • イジー・ヴォルケル『製本屋と詩人』:村上 健太
    • 野本三吉『水滴の自叙伝――コミューン、寿町、沖縄を生きて』:須藤 義人
    • レベッカ・ソルニット『オーウェルの薔薇』:横山 千晶
    • 山崎ヴケリッチ洋『山崎洋仕事集――丘を越えて 海を越えて』:下斗米 伸夫
    • 鈴木久美子『山に生きる 福島・阿武隈――シイタケと原木と芽吹きと』:朱牟田 善治
    • 長尾宗典『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』:水谷 長志
    • 井上円了『日本周遊奇談』:長谷川 琢哉
    • 藤原辰史『これからの日本で生きる経験』:東郷 佳朗
  17. 編集者のおぼえ書き
    出版というかけがえのない出会い:涸沢 純平
  18. 遅筆堂文庫だより(4)
    井上ひさしのシベリア:井上 恒
  19. コラム
    正岡子規 人生のことば その五十八:復本 一郎
  20. 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(98)
    殿、御乱心:泉 雅博
  21. 図書館のみかた
    新生神奈川大学図書館とともに:吉場 千絵
  • 第105号予告
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  • 執筆者紹介
  • 表紙:日高安典「裸婦」(無言館蔵)