- 建築逍遥
今こそ神大建築文化遺産の再生活用を
神奈川大学横浜キャンパス六号館:中井 邦夫
- エッセイ
「女性不況」を見えにくくするものとは:竹信 三恵子
特集=表現
- 対談
美術と文芸:窪島 誠一郎/斎藤 美奈子
- 特集評論
- オーウェルとBBC、そして表現の自由:川端 康雄
- 何で表現する?:高橋茅香子
- 日々のこと ――季節のまにまに:堀田 百合子
- 「反戦表現」に生きる――詩画人・四國五郎:四國 光
- 「『はだしのゲン』削除」騒動と「表現」:神田 香織
- 原点の光景――「表現の萎縮」が始まった頃:太田 昌国
- 情報流通の民主化は政府を民主的にしているのか?:三木 由希子
- 七十五日に現れる健忘症:山本 武利
- 詩
空想保護区:草間 小鳥子
- 特別寄稿
関東大震災100年「虐殺絵」が発するメッセージを受けて:新井 勝紘
- 論壇時評
ケアの倫理と不正義への抵抗――極私的な出版動向サーベイ:川本 隆史
- 美術時評
「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展を振り返って:山田 裕理
- 音楽時評
宗谷海峡を渡ったトンコリ:OKI
- 舞台時評
新内ってなあに:三世 岡本 宮之助
- 演芸時評
コロナ禍がもたらした演芸界の世代交代:布目 英一
- 科学時評
PFASとは何か:堀 久男
- 世界から/世界へ
チベットの現状と未来:ペマ・ギャルポ
- 研究の周辺
二一世紀の水危機と地下水問題:後藤 晃
ポスト・コロナ禍のフィリピン再訪:永野 善子
- 書評
- 長與進『チェコスロヴァキア軍団と日本 1918-1920』:林 忠行
- 酒井啓子『「春」はどこにいった――世界の「矛盾」を見渡す場所から 2017-2022』:吉岡 明子
- イジー・ヴォルケル『製本屋と詩人』:村上 健太
- 野本三吉『水滴の自叙伝――コミューン、寿町、沖縄を生きて』:須藤 義人
- レベッカ・ソルニット『オーウェルの薔薇』:横山 千晶
- 山崎ヴケリッチ洋『山崎洋仕事集――丘を越えて 海を越えて』:下斗米 伸夫
- 鈴木久美子『山に生きる 福島・阿武隈――シイタケと原木と芽吹きと』:朱牟田 善治
- 長尾宗典『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』:水谷 長志
- 井上円了『日本周遊奇談』:長谷川 琢哉
- 藤原辰史『これからの日本で生きる経験』:東郷 佳朗
- 編集者のおぼえ書き
出版というかけがえのない出会い:涸沢 純平
- 遅筆堂文庫だより(4)
井上ひさしのシベリア:井上 恒
- コラム
正岡子規 人生のことば その五十八:復本 一郎
- 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(98)
殿、御乱心:泉 雅博
- 図書館のみかた
新生神奈川大学図書館とともに:吉場 千絵
- 第105号予告
- 販売書店一覧
- バックナンバー一覧
- 執筆者紹介
- 表紙:日高安典「裸婦」(無言館蔵)