神奈川大学評論 第103号 目次

  1. 建築逍遥
    テレビドラマに登場した心に残る建築:野村 和宣
  2. エッセイ
    ミッドウェー海戦の記録:澤地 久枝
  3. 特集=ことばの時間

  4. 対談
    演劇と言葉:坂手 洋二/丹野 郁弓
  5. 特集評論
    • 文字を持たない言語:中川 裕
    • 評論 とは、全く、おこがましいけれど:山之口 泉
    • 支配の言説と詩のことば──詩の方へ/詩の方から:笠井 嗣夫
    • 芋のつるを引っぱり、言葉を収穫する:大竹 昭子
    • 言葉を発見するということは……:大西 寿男
    • 作品を届けるための「ことば」──文化芸術のバリアフリー:山上 庄子
    • キラキラと輝く言語たち:吉岡 乾

  6. しっぽ花:杉本 真維子
  7. 特別寄稿
    劣化ウラン(DU)兵器とウクライナ戦争──被曝の観点から考える:上田 昌文
  8. 論壇時評
    日本国憲法の理解を更新する回路を探る──広島サミット後にあらためて考える:大門 正克
  9. 舞台時評
    人形遣いの芸の継承:三世 桐竹 勘十郎
  10. 美術時評
    「戸谷成雄 彫刻」展を見て:酒井 忠康
  11. 演芸時評
    「旅する少女歌劇団」を追う旅:鵜飼 正樹
  12. 科学時評
    水素は脱炭素の切り札?:川本 達也
  13. 世界から/世界へ
    インドの時代と海外移民:篠田 隆
  14. 研究の周辺
    文字なき民の歴史を書く逆説──社会人類学的断章:小馬 徹
    フランス文学から短歌へ──母語への回帰:佐藤 夏生
  15. 書評
    • スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著・奈倉有里訳
      『亜鉛の少年たち──アフガン帰還兵の証言 増補版』:越野 剛
    • 高宮利行著『西洋書物史への扉』:林 哲夫
    • 山崎佳代子著『ドナウ、小さな水の旅──ベオグラード発』:阿部 日奈子
    • 馬宏傑著・永野智子訳『最後の猿まわし』:松浦 智子
    • 中脇初枝著・うえのあおイラスト『世界の女の子の昔話』:菅沼 勝彦
    • ピーター・マクフィー著・永見瑞木・安藤裕介訳『フランス革命史──自由か死か』:川上 洋平
    • 李瑛恩著『朝鮮国民女優・文藝峰の誕生──日本植民地化の女優形成史』:杉原 賢彦
    • 西成彦著『死者は生者のなかに──ホロコーストの考古学』:加藤 有子
    • 佐藤俊樹著『メディアと社会の連環──ルーマンの経験的システム論から』:加島 卓
    • 髙村志保著『絵本のなかへ帰る(完全版)』:中岡 祐介
  16. 編集者のおぼえ書き
    編集者の功罪を考える:高橋 輝次
  17. 遅筆堂文庫だより(3)
    井上ひさしの『どん底』:井上 恒
  18. コラム
    正岡子規 人生のことば 第五七回:復本 一郎
  19. 歴史の証言 古文書の語る時代と社会(97)
    「経師」という名称の持つ力──『床飾錦額無垢』『大経師宗像暦』から:平田 茉莉子
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  • 編集後記:出雲 雅志