神奈川大学評論 第10号 目次

  1. 評論の言葉 世紀のはざまにて:平田清明
    特集・二〇世紀の光と闇
  2. 評論
    • 座談会 二〇世紀の光と闇—二〇世紀とは何であったか—:伊東俊太郎、松下圭一、田中正司
    • 戦争と革命と社会主義と—二〇世紀の中国—:小島晋治
    • ペレストロイカとロシア革命:藤田 勇
    • 中東の栄光と挫折—ヨーロッパ文明との抗争史—:冨岡倍雄
    • 二〇世紀資本主義とフォード主義:山田鋭夫
    • 日本再考の一視点—地域の視座—:網野善彦
    • 「戦後の終焉」と脱亜の心象地理:姜尚 中
    • アヴァンギャルド理念の盛衰:針生一郎
    • 二〇世紀とポーランド文学:工藤幸雄
    • ロシア・ソビエトの二〇世紀と黙示録時代:中本信幸
    • 虚ろな風景のエクリチュール—ひとつの始まり『パリュド』—:大場恒明
    • 二〇世紀ラテン・アメリカ文学をめぐって:大林文彦
    • 都市の思想—エコロジー:関 曠野
    • ノーベルの悪夢:常石敬一
    • 二〇世紀の物理学:宮澤弘成
    • 欧州統合における強制の論理:鳴瀬成洋
    • 「失われた一〇年」を超えて—二一世紀への途上国の歩み:永野善子
    • 「機械」と「詩」のなかの近代建築:金丸壽男
    • 詩 海を見に行きませんか:古谷鏡子
  3. 書評
    • 阪谷芳直著『中江丑吉の肖像』:橘川俊忠
    • 富岡幸一郎著『批評の現在』:新保祐司
    • 野沢浩著『最新労働時間管理の法律知識』:浜村 彰
    • 石崎昭彦著『日米経済の逆転』:伊藤 修
    • 網野善彦著『日本論の視座』『日本の歴史をよみなおす』:吉井蒼生夫
    • 湯田豊編『ニーチェ「反キリスト」—翻訳および解説』:工藤喜作
    • 黒沢惟昭著『グラムシと現代日本の教育』:斎藤 寛
    • 鈴木ユリイカ著『ビルディングを運ぶ女たち』:岡島弘子
  4. 随想
    • エディターのいない都市・横浜:鈴木 隆
    • 怪文書もしくは女王対デフォー—ジョージア・クリーチなる者の手記による物語—:シュテファン・ハイム、塚田眞幸 訳
  5. 連連載評論 現代経済学と人間(3)
    • 都市と場所:間宮陽介
    • 第11号予告
    • 執筆者紹介
    • 編集後記:冨岡倍雄