神奈川大学評論 第4号 目次

  1. 植物譜(4) ヤマユリ(続):文・写真 荻原レイ二
    特集・科学と人間—自然・環境・文明の現在
  2. 評論
    • 巻頭対談 科学と人間—現代文明の未来を問う:森本雅樹、桜井邦朋
    • 科学の中心の移動とパラダイム:中山 茂
    • 基礎科学の孤独井上勝也
    • 生態系のなかの自然と人間:宇佐美正一郎
    • 科学技術と環境—新たな汚染可能性の管理—:猿田勝美
    • 消費社会と技術社会—自閉と拡張の背理—:間宮陽介
  3. 文芸
    • 文学と宇宙論:三田誠広
    • 時の切口:新井豊美
    • 日本文学と環境問題—環境問題への文学的反応—:カレン・コリガン
  4. 研究の周辺
    • ワーズワスとギルピン—自然詩と絵画美論—:岩崎豊太郎
    • 言葉のむこうにあるもの—口頭伝承と民俗学—:香月洋一郎
    • 私の研究 スウェーデン法の研究:萩原金美
  5. 書評
    • 網野善彦他著『日本王権論』:原田 広
    • 平田清明他編『現代市民社会の旋回』:沢田幸治
    • 野沢浩著『労働過程の過失と責任』:村上 順
    • 西尾孝司著『ジェレミ・ベンサムの政治思想』:湯田 豊
    • 湯田豊著『ニーチェと仏教』:柴田隆行
    • J・H・エリオット著藤田一成訳『リシュリューとオリバーレス』:小林一宏
    • ケネス・M・スタンプ著疋田三良訳『アメリカ南部奴隷制』:熊野騏一郎
    • 石井美樹子著『王妃エレアノール』:岡島千幸
    • 中村平八著『発展途上社会主義の研究』:平田清明
  6. 随想
    • 植物図譜コレクション購入への反響 P・J・ルドウテをめぐって:石山洋
    • 蘇鉄のあとさき:島田満潮
    • エルネスト・カルデナル—詩と政治、十字架を背負って—:倉田 清
    • 写真 尾瀬の夏:菅野敏雄
  7. 歴史の証言
    • 足尾鉱毒事件歌問答:石井日出男
    • 政治諷刺画と解釈イメージ:高橋則雄
    • 福沢諭吉と天皇制—丹羽邦男「天皇制国家の特質」を読んで—:遠山茂樹
    • 歴史と「自由の理念」—伊坂青司「ヘーゲル『歴史哲学』の現代的解読」を読んで—:滝浦静雄
  8. 古典との対話
    • スピノザ思想の異端性:工藤喜作
    • 市井の哲人・中江丑吉—その人と学問:阪谷芳直
  9. 戦後教育改革と神奈川大学(4)
    専門学校から新制大学へ:澤木武美
  10. コラム
    • 『江南農村の工業化』を訳して:大里浩秋
    • 『山本新研究』の周辺:高橋一行
    • 結界:金丸壽男
    • 伊勢佐木町通りの古本屋:大久保久雄
    • 執筆者紹介・第5号予告
    • 編集後記