- 植物譜(3) ヤマユリ文・写真 荻原レイ二
特集・歴史学の可能性
- 評論
- 巻頭対談 歴史叙述と方法—歴史学の新しい可能性をめぐって:網野善彦、二宮宏之
- 天皇制国家の特質—福沢諭吉の「理性」と「人情」をめぐって:丹羽邦男
- フランス革命とロシア革命—二つの権利宣言をめぐって—:藤田 勇
- 歴史学と民俗学の接点—「いえ」にかかわる一つの史料—:山口 徹
- ヘーゲル「歴史哲学」の現代的解読:伊坂青司
- 文芸
- 文学的評価に与える歴史の影響について—晩唐詩僧貫休の場合—:中村真一郎
- 高天が原で:高良留美子
- 研究の周辺
- ファインセラミックスと考古学:浜野健也
- スペイン古典演劇の世界—ローペ、カルデロン、セルバンテス—:岩根圀和
- 私の研究 中国芸能史の研究:吉川良和
- 書評
- 平田清明著『異文化とのインターフェイス』『自由時間へのプレリュード』:松橋 透
- 清水嘉治著『世界経済の再建』:石川博友
- 桜井邦朋著『太陽黒点が語る文明史』:北岡正敏
- 『古典逍遥』神奈川大学図書館貴重書目録:木崎喜代治
- 伊坂青司・橋本侃・桶舎典男共著『民族と国家』:中村浩平
- 川上幸一・垣花秀武共編『原子力と国際政治』:桶舎典男
- 『歴史と民俗2』:沼田誠
- 神戸四郎著『NHK社会部記者』まず問え、NHKはなぜ在るのか?:斎藤道一
- 随想
- ガリシア語研究事始め:浅香武和
- 「らしい」と日本人:寿岳章子
- 横浜事件:大久保久雄
- 写 真 中央アルプス宝釼岳・冬:菅野敏雄
- 歴史の証言
- 北総台地の谷集落:田上繁
- 「ノワール事件」:高橋則雄
- 評論
レオナルド・シャピロと「シャピロ・コレクション」(一):中本信幸
- 古典のと対話
- 横河民輔の『地震』と鉄骨建築:藤本盛久
- ジョン・ロック—啓蒙の社会科学の哲学者—:田中正司
- 教育展望 生涯学習体系への移行と大学—社会が求める情報提供に向けて—:西森秀明
- 戦後教育改革と神奈川大学(3)
- 学園復興と大学昇格をめぐる動向:澤木武美
- 論文紹介/黒沢惟昭著「アントニオ・グラムシの教育論への序章」
- 執筆者紹介・第4号予告
- 編集後記