お知らせ
2024.11.22
平山昇編「大学的神奈川ガイド こだわりの歩き方」が刊行されました
この本を読めば神奈川を見る目が変わる!
このたび平山昇編『大学的神奈川ガイド こだわりの歩き方』(神奈川大学人文学研究叢書52)が本学人文学研究所の出版助成をうけて昭和堂から刊行されました。観光・地理・考古・民俗・歴史・農といったさまざまな領域にわたる本学所属の研究者たちが、新鮮かつ多角的な視点で神奈川を紹介しており、神大の総力を結集したユニークな一冊です。さらに、横浜・神奈川の歴史と文化の調査研究をリードする横浜ユーラシア文化館・横浜都市発展記念館・横浜開港資料館の皆様にもご参加いただいております。
神奈川の面白さと奥深さが詰まったこの本を、どうぞお楽しみください!
【定価】定価 2,640円(本体2,400円+税)
【目次】
総論 本書を読み解く三つのヒント 平山昇
第Ⅰ部 海と港から見る神奈川(1) 現代編
横浜ベイサイドのホテルの世界観 島川崇
「美の基準」のまち――真鶴町 崔瑛
第Ⅱ部 海と港から見る神奈川(2) 歴史編
貝塚に見る今昔――横浜・横須賀の貝塚から 太田原潤
横浜を生きた遊女と娼婦――二度の「開国」の最前線に立った女たち 平山 昇
横浜でパンデミックの痕跡を歩く 市川智生
横浜中華街 伊藤泉美
遺体は悩む、故郷か異郷か 中林広一
横浜から見えるビールの歴史 平山 昇
軍都横須賀の旅館業と軍港観光――新井屋旅館の資料から 山本志乃
第Ⅲ部 山と平野から見る神奈川
「農」と「食」からみた横浜 清水和明
湘南唯一の酒蔵と茅ヶ崎ノースの風景 髙井典子
清川村の社会文化形成における観光振興の役割、課題、在り方 柏木翔
城下町小田原でひろがる、新しい都市生活スタイル 小泉 諒
箱根町における宿泊施設の立地と特徴 山口太郎
江戸文学に見える相模大山参詣 原淳一郎
第Ⅳ部 道から見る神奈川
川崎・横浜の寺社参詣と鉄道――川崎大師と伊勢山皇大神宮を中心に 木村悠之介
関東大震災と神奈川県の交通網――震源地の被害を中心に 吉田律人
湘南トライアングル―地図に描かれた鉄の道 大矢悠三子
ほか、コラム多数