お知らせ
2024.11.18
「神奈川大学人物誌 神奈川大学・短期大学部・附属学校編」が刊行されました
2028年に迎える神奈川大学創立100周年に向けた神奈川大学百年史編纂事業の一環として『神奈川大学人物誌』を三つの時期に分けて制作することが計画され、2018年の「横浜専門学校編」、2021年の「神奈川大学編」に続き、このたび第3巻目となる『神奈川大学人物誌 神奈川大学・短期大学部・附属学校編』を刊行しました。ここに全3巻が揃い完結することになります。
本書は、神奈川大学の教育・研究、大学行政等に貢献した教職員の事績を紹介するもので、第3巻では、大学紛争から紛争後の大きな節目となった時期に重なる創立50周年前後の事業、附属学校や平塚キャンパス(のちに湘南ひらつかキャンパスに改称)の開設、創立70周年を機に実施された横浜キャンパス再開発事業までの、年代でいえば、おおむね1970年から2000年頃を中心に在籍し活躍された方々が取り上げられています。また、専任教員制が敷かれたのちに短期大学部の発展に尽くされた方々、神奈川大学の総合学園としての発展に尽力された附属学校の教員にも焦点を当てています。
創立者米田吉盛は「教育は人を造るにあり」に加えて「教育は教員にあり」との言葉を遺しました。大学の使命を果たしてきた人々の事績を振り返り、継承していくことは大学の将来には不可欠です、百年史編纂事業としての『人物誌』は本巻をもって完結となりますが、人物が織りなす大学の営みは終わりなく続いていきます。(第3巻「まえがき」より)