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2024.02.05
交換留学の体験談記事を更新しました
ラトビアでの思い出
派遣交換留学(2023年2月—2023年7月)
私は2023年2月から7月までラトビアの首都リガにあるラトビア大学に留学した。リガでの生活を通し、様々なことを体験した。ラトビアには意外とトルコからの留学生が多いこと、本来ロシアに行く予定だったオランダ人の学生がロシア語留学のためにラトビアに来たこと、ロシア語が依然として使われているが徐々に排除の動きがあることなど…行かなければ知ることができなかった貴重な体験を様々できた。今回は、ラトビアで体験したことを2つほど紹介できればと思う。
まず、一つ目は現在のリガのロシア語の使用状況について。実のところ、行く前はロシアの戦争もあり、公共の場ではあまりロシア語が使われていないと考えていたが、ラトビアに行くと小さい子からお年寄りまでロシア語を話していた。実際、自分もラトビア語よりロシア語の方が理解できたため、извинитеやспасибоなどの簡単なフレーズをよく使っていた。また、物乞いにあった際にもロシア語で返答したのを覚えている。ただ、政府的にはロシア語を排除したい動きがあるようで、origoというショッピングセンターの隣にあったターミナルに書いてあったロシア語が突如消えるという出来事もあった。
二つ目はラトビアでの生活について話していこうと思う。ラトビア自体はヨーロッパの中でも物価が安い方であり、自炊するぶんにはかなり安く済ませることが出来た。ポテトやビールなどの一部の製品は日本よりも安かった。ただ、外食をしてしまうとかなり高くつき、ここは日本とは違うなと感じた。また、それ以外の生活用品、例えば洋服に関して言えば、古着屋が多くあり、安く済ませることができた。
以上がラトビアで体験したことの一部である。正直、英語がかなり通じたためロシア語を使わなかった。もう少しロシア語を使ってみるべきであったなと後悔しているが、大学の授業でロシア語があったため、多少は上達させることができたので、何もやらなかったよりはよかったのかなと思っている。ラトビアという国は、小さいが、文化的にも地域的にもとても面白い国である。機会があれば、ぜひ行ってもらえればと思う。